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2005年10月 アーカイブ

2005年10月03日

Mr and Mrs Smith

Mr. & Mrs. Smith [Original Motion Picture Score]
Alex Al John Powell Mark Watters Pete Anthony Adam Del Monte Federico Ramos George Doering Michael Ripoll Hollywood Studio Orchestra Alex Acuña
Lakeshore Records (2005/06/28)
売り上げランキング: 69,099
(これはサウンドトラックのリンクです。ご注意を)

Dir: Doug Liman, Cast: Brad Pitt, Angelina Jolie
Story: コロンビアで出会って、電撃結婚した二人はお互いの正体を全く知らずに結婚するが、夫は一匹狼のヒットマン、妻は組織的な殺人エージェントのトップ。しかもお互いは敵対する陣営に所属していた。

Comment:日本では12/3公開の映画ですが、例によって飛行機の中で鑑賞。ストーリーが示すとおり、アクションラブコメみたいな(そんなジャンルがあるのかわからんけど)もので、結構おもしろかったです。まあこのお二人の映画ということで、大したことなくても売れるんだろうしと対して期待もしていなかったのですが、アクションもよかったし(監督はボーンアイデンティティをとったひと)エンターテイメントとしてなかなか爽快な映画でした。結構おすすめ。

まあ設定として両方が殺し屋ということなので、どっちかといえば目立つのはアンジェリナ・ジョリーの方で、ブラッドピットくらいじゃ相手役はつとまらないけどやっぱり引き立て役っぽい。まあ男の人と対等に殴り合うっていうのだと当然女役の方が目立ちますよね。アクションやらなにやら、やはり「らら・くらふと」の雰囲気は残っているんですが、ファッションや舞台がスタイリッシュであることにこだわっていることもあって、もうちょっとさっぱりかっこよさが楽しめます。コメディのつぼみたいのは定番なので、ちょっと鼻につくところもあるけど、わかりやすくてよいかなと。

食べ物はあんまり記憶に残ってないんだけど、お互いの正体を探り合うシーンで、お肉を切り分けるシーンがあります。郊外のきれいなおうちでダイニングテーブルを挟んで食事しているシーン、アンジェリーナは奥さんとしてこぎれいな料理を饗しますが、奥さんの正体に疑問を感じている夫は刃の鋭いナイフを彼女が持つたびに緊張しています。たぶんトレーラーやテレビの宣伝でもワインを落っことしたのをぱっとアンジェリーナが無意識にとってしまって、はっとするシーンが公開されていると思うんだけど、あのシーンのちょっと前になります。
それからいろいろあって仲直りしたあと、ぐっちゃぐちゃのキッチンで作る朝ご飯もなかなか印象的です。

2005 London/Dublin 14:そういえばこれも食べた

そういえばロンドン最後の晩のご飯はこれでした。そういえば今回食べてないねえという話になったんだけど、夕方前に雨が降って、いつものようにフィッシュバーで買って、わら半紙につつんでもらって公園で食べるってわけにもいかない。せっかくだからいったことのない座って食べるお店に行こうということになって、たまたま購入してあったタイムアウト(日本で言うところのぴあみたいなもんです)のLondon Visitorsっていう旅行者用版をながめて、コベントガーデン近くのフィッシュバーにでかけました。わりと近かったので歩いてでかけ、まだ明るいうちにお店に到着。定番のコッド(たら)アンドチップスとコッドロー(たらこ)アンドチップスを注文して食べました(普通フィッシュアンドチップスくださいというとコッドアンドチップスがでてきます。それ以外にもコダラhaddockなど何種類かお魚の種類が選べます)。ここのお店はお魚の鮮度もよいし(結構いい香り)、チップスが油っぽくなくてよかったです。塩とビネガーをたっぷりかけて頂きました。

ちなみにたらこは日本で想像しているのとはサイズが違って、小さいハンバーグサイズに輪切りにしてあります。それをフライにしたものがでてくる。わりとどこのフィッシュバーにもメニューはあるけど、あんまり頼んでいる人はみたことがないです。たぶん”おやぢ”な食べ物なんじゃないかとにらんでいるのですが。

2005年10月04日

Walking on the moon

thumb_walkingmoon.jpg.jpgDir: Mark Cowen, Narrator: Tom Hanks
Story: IMAXの3Dドキュメンタリー。NASAの秘蔵映像とともにこれまで12人しか足を踏み入れたことのない月の世界を再現する。

Comment: ロンドンの科学博物館の中のIMAXシアターで見てきました。ちょうどロンドンでも封切った日で、結構チケットは売れていたみたいです。が、所詮博物館の中の映画館なのでさして混んでいるわけでもなく、のんびりなかなかよい席で見てきました。IMAXといえば、例の3Dめがねをかけてみる立体映像で、入ったところで左右が異なる偏光グラスになっているらしきちゃちなめがねを渡されました。東京で見たときは左右色が違うやつだったけど、場所によってあるいは映画によって方式が違うんですかね。ちなみに東京のやつはヘッドホンがついた眼鏡(主に言語選択用)なので、しっかりした眼鏡でしたが、その分重くてちょっと閉口しました。

以前は3D映画もいかにも立体映像って感じであれば、内容はさして問題ないみたいな雰囲気がありましたが、この映画はそれなりに3Dの特性を生かしつつ内容にも気を配っているものではありました。ナレーションはトム・ハンクスでおそらくアポロ13にでた関係で彼を起用したのでしょう(ちなみにエイリアンというタイトルの映画のナレーションはトム・クルーズだった)。ただドキュメンタリーというか科学番組ののりなので、そういうものが苦手な方にとってはあんまりおもしろくはないかもしれませんね。

私はこういうの大好きなので、結構満足。これまで見たことのない月の映像とちょっとした再現映像は宇宙に興味のある人ならかなりおもしろいと思います。

日本でいつ封切られるのかわかりませんが、科学番組好きの方には是非おすすめします。プラネタリウムの常連みたいな方ならきっと気に入ってくれると思われます。

(さすがにこの映画にには食べ物はでてこなかったです。宇宙食のシーンとかあってもまあ困るんだけど)。

2005年10月08日

名探偵の掟 名探偵の呪縛 (東野圭吾)

名探偵の掟
名探偵の掟
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東野 圭吾
講談社 (1999/07)
売り上げランキング: 109,415
名探偵の呪縛
名探偵の呪縛
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東野 圭吾
講談社 (1996/10)
売り上げランキング: 138,274

Category: 推理小説
Story: 「名探偵の掟」:名探偵天下一と警部大河原がありがちな推理小説の登場人物としてまたその役を演じる不満をのべながら謎をとく、笑える推理小説
「名探偵の呪縛」:名探偵天下一が不思議なまちに迷い込み、連続殺人の謎を解く。前作とちがって笑いはないけれど、オールドファッションな推理小説へのラブレターのようなお話。

Comment: 東野圭吾氏の作品はまだ一部しか読んでいないが、長い飛行機の中の暇つぶしにちょうど良さそうだと思い、この2冊を購入。結構楽しめた。2冊とも推理小説として、あるいは謎解きとしておもしろいかというとそうではない。掟の方は様々な陳腐化してしまった典型的なトリックにうんざりする天下一が「なんかこのパターンは”あれ”のような気がしますけど、まさかそんなひねりのないすじじゃないだろうなあ」みたいな文句を言いながら解いていく。

2時間ドラマのテレビ欄をみて「この役者がやってるからこいつが犯人だ」みたいな話など、推理小説を読み慣れた人もそうでない人も、くすっと笑ってしまうような話が毎回でてきます。けっきょく馬鹿にしたようなトリック(ですらないところもまた皮肉っぽくできているんですけど)でしめられることが多いけれど、この本こそ「初めてやった時は新鮮だけれど、以降はすべてがまねになってしまうネタ」のひとつなんでしょうね。はちゃめちゃでどたばたですが、そこここに推理小説への愛が感じられるので(ちょっと読者を馬鹿にしている気配も感じますが)楽しめます。

呪縛の方はもうちょっとシリアスで、笑いはないのですが、正直にいってこちらの方がインパクトが強かったし、読んでいて楽しかった。推理小説というよりはその舞台をつかった氏の自分の小説への迷いや思いが暴露されていて、とてもメッセージ性の強い作品になっています。こういうテーマをこの不思議な街での殺人事件をつかってきれいに料理できてしまうところが、この作者の力なんだろうなと思います。とてもその点ではうまく終点が始点につながる形でお話が終わりとてもすっきりした気分で読了できました。

特にミステリーファンの方にはおもしろいのではないかな。いずれにせよ2冊続けて読むことをおすすめします。

2005年10月14日

10月の映画

ランド・オブ・プレンティ <br />
ずいぶん長いことオフィシャルサイトリンクを放置してしまいましたのでちょっと整理。ずっと映画どころではなかった(というか映画館に行く暇なぞみじんもなかった)ので、公開情報もチェックしてなかったのですが、学会シーズンも終わって、書類書きシーズンに入り、パソコンの前に座っているといろいろと見たくなるもので、10月公開の映画をいくつかチェック。

ティムバートンのいつもの気持ち悪い絵柄のアニメ「ティム・バートンのコープス・ブライド」はハローウィンにぴったり。10月22日の公開です。ナイトメア・ビフォア・クリスマスのシリーズのこの絵柄がお好きな方は映画館へGO。とりあえずティムバートンのあの不思議なバランス感覚が好きなので、見に行きたいなあ。声の出演はJ・デップとヘレナ・ボナム・カーターなので安心できるかと(日本だと吹き替えかも)。

「ランド・オブ・プレンティ」はベンダースの新作。またまたロードムービーのようですが、この女の子の表情がなんかいいなあと思うので、是非見に行きたいですね。評判はおおむね良いようです。

「ドア・イン・ザ・フロア」はジョン・アーヴィングの『未亡人の一年』の映画化。アーヴィングの映画化といえば個人的には『サイダーハウスルール』。今相方がこの原作(未亡人の一年)を読んでいるので、よみおわったら貸してもらおうと画策中。相方によるとお話の前半部分を映画化したんじゃないのかといいうことですが、まあ読み終わってのお楽しみ。全般にくら~いお話であることは確かなようです。

そんなわけで、映画生活に戻りたい今日この頃。またすこしずつオフィシャルリンクを増やしていこうと思っています。

未亡人の一年 (上)
未亡人の一年 (上)
posted with amazlet on 05.10.14
ジョン・アーヴィング 都甲 幸治 中川 千帆
新潮社 (2005/08)

2005年10月15日

スペース (加納朋子)

スペース
スペース
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加納 朋子
東京創元社 (2004/05/31)
売り上げランキング: 81,262
Category: 連作ミステリ Story: 「ななつのこ」「魔法飛行」に続く駒子さんのシリーズ第3作目。いつも奇妙な場所で出くわす「瀬尾さん」に今回はデパートで出くわした。「そういえばまた読んで欲しい手紙があるんです…」これまで彼らの間で交わされた謎をめぐる手紙に、また新しいものが増えるらしい。

Comment: 前に紹介したとおり、この加納朋子さんの前の2作が大好きなので、ようやく発売の3作目、かなり楽しみに読みました。相変わらずの作風で、あたしが二人存在する謎と駒子さんの恋物語が進んでいきます。この本はスペースとバックスペースという2部に分かれているのですが、スペースの方の謎解きがやけにすんなり終わったなあ、と思ったらバックスペースの方でさらになるほど…という作りになっています。なかなかロマンティックな作りではありますし、ちょっと都合よすぎるんですが(いろんなところで)、相変わらずとても優しい気持ちになれる作品で、うれしかったです。謎解きのおもしろさやストーリーの細やかさははっきり言って前の2作の方がよかったと思うのですが、この3作目でいろいろな意味で謎が解決したので、駒子さんの話が気に入った方は是非読んでみてください。もちろんこれ単体でも読めますが、やはり「ななつのこ」から読んでいないと、特にバックスペースの方の落ちがわかりずらいかと思います。

2005年10月16日

バズも秋仕様

夏も終わり、爽やかな季節になってきましたので、金魚から紅葉に背景を変更。
今回はwebでお絵かきさまからお借りしました。すてきな背景なので、バズがちょこまかしているのがやたら目立つというのが難点ではありますが、まあ新しい環境になって探索行動でもしているんだろうと思ってやってください。

2005年10月19日

マーシーの夏 (ドロシー・ギルマン)

マーシーの夏
マーシーの夏
posted with amazlet on 05.10.19
ドロシー・ギルマン 柳沢 由実子
集英社 (2005/02)
売り上げランキング: 81,311
Category: ティーン向け小説? 青春ドラマ

Story: フィラデルフィアにあるうらぶれた行き止まりの通り”ラガマフィン・アレー”の下宿屋の娘マーシーは17歳の夏を迎えた。大学に行く金もないし、この夏を終えたらタイピストにでもなって仕事をみつけなくてはならない。これまでは18歳に早くなりたいと思っていたが、最後の自由な夏を迎える今、それはそんなにいいものではないなと思っていた。

Comment: 職場近くの本屋で帰りの電車用の本を探したら、ドロシーギルマンの本を見つけたので購入。久しぶりに読みました。この著者といえば「おばちゃまシリーズ」が有名ですが、最近はそれ以外のものも翻訳がかなりでて、いろいろ読めるようになりました。

基本的にほかの作品にもいえることですが、テーマは若者の未来への不安、自分探し、自立です。自分の将来に不安を抱くマーシーを中心に、学生時代の栄光にこだわるイラストレーター、美貌とゆとりある生活に固執するモデル、自分のするべきことが見つけられないぼんぼんなど、様々なキャラクタがこの下宿に集まり、一夏を一緒に過ごし壁にあたることによって自分を見いだしていきます。ストーリー的にはそんなにうまくいくわけないじゃんという展開ではありますが、それは彼女のストーリーの暖かさや爽快感につながるポイントでもあり、ある種の童話的に読んでもらえればいいのではないかなと思います。元気のないときでもさらりと読める楽しい作品です。

おばちゃまは飛び入りスパイ
柳沢 由実子 ドロシー ギルマン
集英社 (1988/12)
売り上げランキング: 145,428
一人で生きる勇気
一人で生きる勇気
posted with amazlet on 05.10.19
ドロシー ギルマン Dorothy Gilman 柳沢 由実子
集英社 (2003/05)
売り上げランキング: 74,094

2005年10月20日

○○○初体験?

はじめてのMRI昨日はMRIの検査ってものに初めていった。実をいうとMRIの類の検査はやったことがあるのだけど、実験の被験者としてだったので、病院の装置でとられるのは初めて。

MRIっていうのは強力な磁場を発生させる装置だから金属はいかんのだったなあというのは覚えていたのだけれど、問診表をみて結構色々チェックが入って驚いた。

・金属類・時計などはみにつけていませんか?
 ふむふむ…ってブラジャーにワイヤーが入っていることを思い出してあわてて申告

・入れ墨をしていますか?
 最初なんで?と思ったんですが金属を使うせいなのか、たまにやけどを起こすことがあるらしい。結構盲点。

・マスカラはつけないでください
 これも最近のやつは金属が入っているせいで、まつげが焦げるらしい。

・体内に金属を埋め込んだ経歴がありますか?
 NOとかこうとしてから、歯の詰め物を思いついてしまった。しょうがないので、YESにして内容をかいておいたら、看護婦さんにこれはペースメーカーとか骨折でボルトがはいってるとかそういうヒトのことですと笑われてしまった。しかしあんなに色々金属についてやかましいなら、気になるじゃないですかねえ。矯正してるひととかどうするんだろう。

・閉所恐怖症はありませんか?
 該当しないけど、そんなことを聞かなくちゃならんのか…とちょっと怖くなった。で、実際検査がはじまると確かにこれは該当者にとっては拷問だろうなと思った。だって、体よりちょっとだけ大きい土管に頭から入れられる(おまけに頭はひもで固定で耳栓までしている)のは結構怖いもんです。装置に徐々に入れられる時にこれじゃお棺が焼き場に入るみたいだよと思ったくらい。おまけに頭を固定されてから看護婦さんになにか丸いものを手渡され(すでに頭を起こせないのでものは見えないがナースコールみたいなボタンのようなもの)、「耐えられないとおもったらこれをにぎってくださいねv」とにこやかにいわれて、げっそり。
最初はがっちり目を開けていようと思っていたのですが、強烈な閉塞感なので目をつぶってました。検査前に職場の人にせっかくだからなんか課題をやって実験すればと笑われていたのをおもいだして、ひそかに頭の中で数を数えてみたが、時間としてはそんなに掛からず終了。

結果は今日でるのだけれど、ふと気づいたこと。前回被験者をやったときは金属に関する注意はうけたけど、その他のことはなにも聞かれず、そのかわり「なにかあっても文句をいいません」という書類にサインをさせられたよな~。

2005年10月21日

カウントダウン!

Intensive Care
Intensive Care
posted with amazlet on 05.10.21
Robbie Williams
EMI Int'l (2005/10/25)

以前から何度も取り上げているとおり、konamaはRobbie Williamsのファンなのですが、彼のニューアルバムが来週の月曜日発売。2年ぶりですよ。しばらく前から指折り数える毎日です。

今現在は来週の月曜日締め切りの仕事に追われていて,フライングで手に入れられないかと街を彷徨う暇はないんですが,終わったら帰りにどんなに遅くなろうとも手に入れてやる!とそれだけを楽しみに仕事をしている感じ。今週から彼のオフィシャルページで2曲づつお披露目が毎日あって、仕事中も聴ける日は聴いているのですが(日付が変わったあたりはアクセスが集中するせいか、ちょっととぎれとぎれですけど)、何曲かは耳慣れてきて、やっぱりこんどのアルバムも楽しそうだなあといよいよ楽しみになっています。

思えば前回のアルバムの時は本人が来てライブがあったんだよね。数日続けて夜遅くまで出かけて相方にあきれられた覚えがあります。また来ないかなあ。とっても声が良いので、日本では受けないのが寂しいですが、彼の歌のパンチ力は主に歌詞だと思うし(結構ひねくれてます。愛してる~みたいな素直な曲はあんまりないし。)、密かに応援出来るのもよいのかなと。

今回の新曲の一つTrippingも
Why do you say
We should suffer in silence
なぜ黙って耐えなくちゃいけないのさ
When a heart is broken
心が張り裂けたら
There’s nothing to break
壊れる物なんてそれ以上ないのに

って感じ。(訳はてきとーです。)

追:アマゾンの日付が25日発売になってる!延期ですか!?

2005年10月22日

ようやく週末

ようやく週末です。今週は朝ろくにコーヒーも飲めなかったので、久しぶりにちゃんといれてみました。仕事は残っているけれど(結局お持ち帰りになってしまった)、週末モードなので、やわにカフェオレっぽく牛乳と1対1です。

先週はあまり外食率が高かったので、反省してこの週末にすこしストックをつくっておければなあと思っているんだけど、体力回復、仕事も結構優先順位が高いので、無理せずいこうかと。

しかしこの天気じゃ布団が干せないのがいたいなあ。

2005年10月23日

まずは太麺

いつもお世話になっているとりほさんから氷見うどんを送って頂いた。太麺細麺、おそばと三種類も送って頂いたのだが、まずは太麺から食べてみました。天ぷらを買ってきてあったので、今日は天ざるの夕飯。

まず袋の調理法をみると20分ほどゆでて、4~5分蒸らし、ざるにあげるとかいてあります。20分ゆでる乾麺なんて久しぶりだな~とかなり期待をもってゆではじめました。待つこと25分。ものすごくしっかりこしのあるうどんなのにつるつる食べられる!これはおいしいです。相方もこれはうまいとちゅるちゅるたべておりました。冷たい麺は細い方がいいと思ってたけど、ちょっと目から鱗な感じでした。この季節にざるっていうのも何かなとはおもったのですが、ビール飲んだ後の締めだったので、非常にぴったり。爽やかなのどごしでおいしかったです。とりほさんありがとうございました。

以前たらり子さんのエントリーで五島饂飩の話があって、そのときに冷たい麺はやっぱり細麺がすきというような話をコメント欄でしたことがありました。そのときにとりほさんがおすすめですよと教えてくれたのがこの氷見うどんなのでした。まだ細麺もあるので、それは次回のお楽しみ。とりほさんの記事には太麺も細麺も登場するし、おいしそうなんですよね~。

2005年10月26日

キャプテン・ウルフ

sam034.jpg
Title: キャプテンウルフ Original Title: The Pacifier
Dir: アダム・ジャンクマン Cast: ヴィン・ディーゼル, ブリタニー・スノウ, マックス・シエリオット
Story: 特殊部隊のエリート、ヴィン・ディーゼルがある一家の護衛のためにハウスキーパーとして潜入する。が、軍隊以外のことをなんにも知らない彼は子供達に振り回され、悲惨な事態に…

Comment: 基本的にシュワちゃんのコメディ同じ路線です。まあおこちゃまなので下ネタもかなり取り混ぜつつ、大騒ぎ。まあ楽しめます。

新しい公開映画の情報を見ていて、そういえばこれをみたな飛行機の中で…と思いつきました。インスブルックに行ったときにオーストリア航空の機内で見たのです。やたらおすすめってことになっていたので、何でかなあ?と思っていたのですが、子供達が劇中劇で「サウンドオブミュージック」やるからなのでした。途中で納得。まあお気軽に見るのにはよいかと。

2005年10月27日

そば屋にいったのに

昨日のお昼は職場の人とそば屋に行った。職場の近くのそば屋で近所では有名らしいが、初めてはいる店だ。まあ初めて食べるのだから、当然そばを注文すべきだったのだが、メニューに「鶏のもつ煮定食」を発見していきなり方向転換&即決。よく見れば、メニューにほうとうもある(=山梨風のおそばうどんやなんですね)。なーんだもっと早くきていればよかったよ、と思ったのでした。

これだけだとなんのことやらわからないですね。鶏のもつ煮は私の好物なのですが(ショウガを少々と甘辛で煮付けたもので、砂肝からレバーまでいろいろ入っている)、東京ではあんまり食べない。親戚のいる山梨ではそばやうどんやのメニューの定番なんですけどね。ちょっと濃いめに煮付けてあって、こりこりふにゃふにゃ、いろんな歯触りで、酒のつまみに、ご飯のおかずにちょうどいいんですよ(甘めなので好みによるところはあるけど)。ただ、東京では牛かブタのもつ煮をみそとか刻みネギやまもりで食べることの方が普通で、鶏はレバーの焼き鳥くらいしか食べないから、山梨に行く機会があると大抵注文することにしています。それがこんな近くでたべられるじゃないですか!盲点だったなあ。

写真がないかなあとさがしてみたところ、 「ふたり暮らし。。。」さんで発見。
奥藤の鳥モツ
奥藤は甲府の有名なそば・うどんやさんで、小さい頃よく行きました。私は鳥モツと釜揚げうどんが大好きでした。


ちなみにこのときは長野出身の人もいたんだけれど、地元では食べないとのこと。山梨ローカルな食べ物なのかなあ。そういえば小さい頃山梨にいっておどろいたもう一つのたべものが「カツ丼」。お昼に店屋物を頼んでくれるというので選んだのですが、当然「かつが玉ねぎとともに甘辛のたれで煮てあって、卵でとじたものがのっている丼」を頼んだつもりが、目の前にあるのは「ご飯の上にキャベツの千切りがのっていて、かつのスライスがのっている丼」。ソースをかけて食べると聞かされて、しばらく驚いていました。この卵とじ風のカツ丼がないわけではなくて、その場合は「煮カツ丼」と注文しなくてはいかんらしい。

何となく自分が普段食べているものがスタンダードだとおもっているけれど、やっぱり土地によっていろいろなんだよね~。ともあれ鶏のもつ煮はおいしいので、機会があればお試しあれ。

2005年10月30日

メイン・ディッシュ (北森 鴻)

メイン・ディッシュ
メイン・ディッシュ
posted with amazlet on 05.10.30
北森 鴻
集英社 (2002/03)
売り上げランキング: 4,561
Category: 連作ミステリー Story: 小劇団を主宰する女優のユリエさんには不思議な同居人ミケさんがいる。彼は料理の達人で、おまけに名探偵(?)。どこからきたのか、どういう人なのか誰も知らないミケさんにもどうやら秘密があるらしいのだけれど…

Comment:基本的にお料理がキィになる(もしくはフェイクのキィになる)ミステリー連作。この謎のミケさんのお料理は無国籍料理のようなオリジナル。時たまなにでできているのかわからない食べ物まで出てきて、楽しませてくれます。やたら具体的に作り方がでてるくのは”ゴールデンチャーハン”。

私的にまとめると、
チャーシューを賽の目に切って醤油と酒に漬ける。残りご飯は軽くほぐしてボールにいれ、レタスはざく切り。卵を用意して準備完了。
フライパンを強火にかけ、卵を割り入れてさっと混ぜたら半熟より生っぽい状態の卵をごはんのボールに入れる。フライパンに新しく油とチャーシューを入れていため、卵入りご飯を投入。味付けは塩と化学調味料少々。レタスをいれたら、チャーシューをつけていたたれで炒めて完成。

なかなかうまそうです。今度やってみよう。卵をご飯にかけちゃうっていうのがすごいよね。

ストーリーもおもしろいですが、このミケさんというキャラクターがいい感じなので、読んでいて楽しいです。作者もアシモフの”黒後家蜘蛛の会”の探偵の給仕を思わせると形容しているくらいですしね。私はこのアシモフのシリーズが大好きなので、納得です。

黒後家蜘蛛の会 1 (1)
黒後家蜘蛛の会 1 (1)
posted with amazlet on 05.10.30
アイザック・アシモフ 池 央耿
東京創元社 (1976/12)
売り上げランキング: 40,775

肉まんを貰った

昨日久しぶりに実家の母とデート。私は先日のイギリス・アイルランド土産、母は神戸に行ってきたそうで神戸土産を交換してきた。で、もらったのがこの太平閣の肉まんとプリン。昨日もらってから肉まんはやたら良いにおいを発していて今朝早速ふかしてみたのでした。下の皮は薄目で、真ん中にまんとうのまるい固まり部分があって、お肉と皮の割合が肉汁をしっかり食べるのにうまくできていて感心。おいしかったです。ごちそうさまでした。プリンは今晩かな。

太平閣豚まん

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