Dir: Mark Cowen, Narrator: Tom Hanks
Story: IMAXの3Dドキュメンタリー。NASAの秘蔵映像とともにこれまで12人しか足を踏み入れたことのない月の世界を再現する。
Comment: ロンドンの科学博物館の中のIMAXシアターで見てきました。ちょうどロンドンでも封切った日で、結構チケットは売れていたみたいです。が、所詮博物館の中の映画館なのでさして混んでいるわけでもなく、のんびりなかなかよい席で見てきました。IMAXといえば、例の3Dめがねをかけてみる立体映像で、入ったところで左右が異なる偏光グラスになっているらしきちゃちなめがねを渡されました。東京で見たときは左右色が違うやつだったけど、場所によってあるいは映画によって方式が違うんですかね。ちなみに東京のやつはヘッドホンがついた眼鏡(主に言語選択用)なので、しっかりした眼鏡でしたが、その分重くてちょっと閉口しました。
以前は3D映画もいかにも立体映像って感じであれば、内容はさして問題ないみたいな雰囲気がありましたが、この映画はそれなりに3Dの特性を生かしつつ内容にも気を配っているものではありました。ナレーションはトム・ハンクスでおそらくアポロ13にでた関係で彼を起用したのでしょう(ちなみにエイリアンというタイトルの映画のナレーションはトム・クルーズだった)。ただドキュメンタリーというか科学番組ののりなので、そういうものが苦手な方にとってはあんまりおもしろくはないかもしれませんね。
私はこういうの大好きなので、結構満足。これまで見たことのない月の映像とちょっとした再現映像は宇宙に興味のある人ならかなりおもしろいと思います。
日本でいつ封切られるのかわかりませんが、科学番組好きの方には是非おすすめします。プラネタリウムの常連みたいな方ならきっと気に入ってくれると思われます。
(さすがにこの映画にには食べ物はでてこなかったです。宇宙食のシーンとかあってもまあ困るんだけど)。