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2005年07月 アーカイブ

2005年07月01日

アボガドの芽が出た。

これでカテゴリーがFoodっていうのもなんですが、アボガド(ほんとはアボカド?あぼかと?)を食べたあとの種を埋めたら芽が出てきたのでうれしくなってぱちり。携帯のカメラなのではげしくピンぼけですが中央のはなわの頭みたいな茶色い物です。昔からアボカドたべるたびに、でかい種をみて芽が出たら楽しいだろうなあと思っていました。数年前に水耕栽培が可能(ヒヤシンスみたいな感じで)と聞いて、これはやりたいと思っていたのですが、やりそびれていたのでした。

しばらく前から足繁くおじゃましているサイト食える種蒔図鑑さんでアボガドの栽培が載っていたので、ようやくトライ。あいている植木鉢にそのまま押し込んだだけですが、無事発芽しました。
しかしこの「食える種蒔図鑑」さん、すごいサイトです。食ったら蒔くというコンセプトがとにかく素敵すぎます。どれもすぐやってみたくなるのが困ったところですが、読み物としてもかなり面白いです。

アボガドの種を植えるのはとても簡単。種を出したらすぐ食器用洗剤でぬるぬるしたところを取り、植木鉢にとがった方をうえにしてそのまま埋めます。あとはたっぷり水をやって乾かさないようにするだけ。水耕栽培のやり方も載っていますので、土が面倒な方はそちらがおすすめです(とはいえ土に植えた方が簡単みたいです)。

別に将来アボガドの実をとろうとかいう野望があるわけではないので(♂♀あるようですし)、観賞用です。最近、金魚といい、育て系にはまっているのだろうか?そういうキャラじゃないんですけどねえ。

2005年07月02日

web拍手を設置してみた

ブログなのにウェブ拍手は必要なのかなと少し考えたのですが、へんにコメントされたり、他の人にコメントを見られたくない、なによりメールアドレスを書き込みたくないという方もいるだろうなあと思い、思い切って設置してみました。昨日の晩に設置したのですが、すでに拍手してくださった方もいらっしゃり、ありがたいなあと思っております。

右のMail and Clapのしたにあるclapping_10.gifのマークを押して頂くと、拍手になります。1行コメントも出来ますので、よかったら書き込んでやってください。

もちろん今まで通り各記事へのコメント、トラックバック、BBSへの書き込み大歓迎です。

2005年07月03日

ヴァキューミング

ヴァキューミング
ヴァキューミング
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ジェネオン エンタテインメント (2004/08/06)
売り上げランキング: 62,129

Original Title: Vacuuming Completely Nude in Paradise (2001)
Dir: Danny Boyle
Cast: Timothy Spall, Michael Begley, Katy Cavanagh
Story: DJ志望のピートはちゃんとした職もなく、ガールフレンドにくわせてもらっていた。ある日彼は掃除機のセールスマンという職を得て、ベテランのセールスマン、トミー・ラグについて仕事を覚えることになった。トミーの売り方は手段を選ばずめちゃくちゃなものだった。彼と一緒に動き始めて、ピートの日常は奇妙なことになっていく。

Comment: トレインスポッティングの監督さんのとった映画です。タイトルからしてコメディだとおもってたんですが、実際には全然ちがいました。ある種の現代版「セールスマンの死」ともいえましょうか。展開は結構劇的で、トミーが使っている言葉だけでもR指定になりそうな勢いですが、全体に疲れ切った、イギリスの落ちぶれた地方都市の雰囲気がただよっていて、過激というよりはずーっとぐたぐた。ただある種の人の哀しみみたいなものはそこここにちりばめられていて、グロっぽい画面ながら、最後まで見てしまいました。何が言いたいのかよくわからんイギリス映画もけっこう好きという方には良いかも。

結構笑ったのがカーステレオで音楽をかけたいというピートに、俺様がつくった売る気になる音楽をかけてやるといっていれたテープ。「売るぞ、売るぞ、売るぞ、売るぞ、売ってやるぞ~」ってただ連呼しているすごいテープで、あまりのべたさに笑ってしまいました。それからトミーがピートに貸してくれる”セールスマンスーツ”。いかにもっていう安っぽい水色のスーツなうえに、二人でおそろいで来ているので笑ってしまいます。しかし売り方はかなり悪質。はっきり言って契約してもいいから帰って欲しいと思わせてしまう強引さです。ちなみにこのトミーをやっているTimothy Spallはハリポタで裏切り者のペティグルー氏をやっている役者さんです。

食べ物についてはうーん、これもあんまり美味しくない方向ですね。トミーはやり手のセールスマンなので、朝からハイテンション。へんなシリアルみたいなものを袋から直接口に放り込んでいます。最後の会社のパーティのシーンもあんまり何を食べているのかわかりません。トミーのキャラとしては食べ物をむさぼり食うシーンがあっても悪くないとは思うけれどきっとちょっとグロすぎることになるんだろうなあ。

ツキアイゲノム

sam025.jpgキャラミル研究所のツキアイゲノム2をやってみました。
オモテゲノムはスマート →軽快トークでもめ事ブロック。すりぬけ系のコミュニケーション
ウラゲノムはワイルド、キャプテン、リアリストらしい。
うーんあたってるんだか、あたってないんだか。
「遠足で調子に乗って川に落ちたりするタイプ」で
「基本的に『仕切り屋』」で
「きっちりモノを考えるのが好き」らしい。
詳細な結果はこちら

しかしそれぞれの性格の共存しうるのか謎?

2005年07月04日

10日間で男を上手にフル方法

10日間で男を上手にフル方法 スペシャル・コレクターズ・エディション
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2004/02/06)
売り上げランキング: 10,212

Original Title: How to Lose a Guy in 10 Days (2003)
Dir: Donald Petrie
Cast: Kate Hudson, Matthew McConaughey
Story: 女性雑誌のライターを務めるアンディは、恋が長続きしない友人の話から、反面教師としての特集記事「どうやって男を10日間で振るか」を自ら書くことになる。つまり誰か適当なボーイフレンドを作って「男性の嫌うこと」をいろいろとやって10日間以内に振られるというもの。一方広告代理店のベンは宝石店の大々的なキャンペーンを同僚の女性にとられて社長に直談判。男性は女心がわからないといわれ、10日間で恋人を作ってみせると豪語する。

Comment: 一応ラブコメ好きを自認する私ですが、今回はちょっと苦手でした、正直言って。封切られたときのトレーラーをみて「面白そうだな、展開わかりやすそうだけど」と思ったのですが、「でもマシューマコノヒーちょっと苦手だしなあ」と二の足を踏んでいたのでした。で、昨日久々にレンタル屋にいったら借りられてなかったので、とりあえず安全パイにと借りたのでした。そう、昨日はヴァキューミングをみて大変つかれたので、頭を使わないラブコメでもと続けてみたのです。それがいけなかったのだろうか…。

実をいえば気にしていたマシューマコノヒーもケイトハドソンもそんなに悪くなかった。NYの街並みも見覚えがあるなあと楽しめたし。しかし結局「男性がいやがるであろうこと」をわかりやすく誇張して、繰り返し続けられるっていうのはあんまり笑えなかった。たぶん嫌がらせされているベン以上に見ている方が疲れました。結局その部分が笑いのポイントのはずなのに、下ネタ連発ですか…もうちょっと微妙な嫌がらせにしてほしかった。かなり見ていてこっぱずかしく、引きつっておりました。

もう一つ困ったのはアンディの性格が今ひとつよくわからなかったこと。設定としてはコロンビア大学の修士をとった頭の良い、まじめな子で、でも女友達とは仲良くやれているっていうスタートなんですが、嫌がらせが始まってまた素にもどるところもなにかあやふやで、全般にはっきりしない雰囲気。パーティではすっごい綺麗で、会場で最も美しいと賞賛されるにもかかわらず、なんだか頭悪そうな感じ。え?っと思ったのはシルクのドレスにダイヤモンドのネックレスなのにシャンパンのフルートグラスわしづかみ。それじゃシャンパンがあったまっちゃうよ。

監督はデンジャラスビューティをとった監督さん。確かになんとなくにてるかもなあ。私は苦手ですけど、ラブコメ大好きのかたにはいいのかな。(私もラブコメ好きのはずなんだが。。。)

食べ物ネタはまた次回。

10日間で男を上手にフル方法 ~食べ物編

ラム・フレンチラックブロック700g アンデスフード ブラックミントソースHuacatay 1ケース 麦ごはん 200g ×10個入り 【冷凍】12枚入り トルティーヤ プレーン6.5インチ 『ティアマリア』

ラムのポットロースト
さて、食べ物編ですが、なによりこの映画でもっとも美味しそうなものは、ベンの作る「ラムのポットロースト」。これにつきます。結局食べられないんですが、本人がお肉を切ってみて「このピンク色。完璧」といってますので、美味しいのだろうなあ。ステンレスみたいな外見の大きな多層構造鍋(だろうあれは)の蓋をあけると、美味しそうな骨付きラムのブロックと付け合わせのポテトにニンジン、アスパラガスが見えます。その前にベンがなにか青いものを刻んでいて、最後にこれでソースのできあがりといっているので、ミントソースを作ったのではないかしら。やっぱりラムチョップといえばミントソースだもんなあ(これは好みが別れるところだけれど)。上の写真みたいなすてきなブロックが手に入ったらやってみたいなあ。夏のお料理では無いけれど、きっと美味しいだろうなあ。日本でも豚のブロックでポットローストのレシピは結構見かけるので、お鍋で気軽にできますね。豚のなら作ったことありますが結構ジューシーで美味しいものです。本格的にはダッチオーブンとか、鍋をそのままオーブンに入れるのが本当なんでしょうけれど、少し厚めの鍋なら十分いけます。

もそもそかき回しているベジタリアンどんぶり
で、なんでこのおいしそうなラムが食べられなかったかというと、もちろん例によって男に振られる作戦の一つで”お肉は食べられないの~””羊ちゃんが~”とのたまって結局ベジタリアン料理屋へ。米みたいなぱさぱさした穀物に野菜ののったどんぶりみたいなものを食べています。お店のお姉さんに「大麦はお口に合わないかしら?」と言われていますので、麦なんだろうなあ。乗ってる野菜はニンジンらしきものに水菜みたいな白っぽい野菜。いかにもおいしくなさそ~に食べています。仮にもニューヨークのベジタリアン料理屋ですから、そんなにまずくないと思うんだけど、ラディカルなお店なんですかねえ。

ブリトー片手に応援
ちなみにこの嫌がらせは楽しみにしていたバスケの中継を見させないというのも含んでいて、自身もバスケファンのアンディはトイレに行くと行ってキッチンに駆け込み、ブリトーを頬張りながらテレビ観戦しています。これがまたうまそうに食べるんだ。

そんなわけで映画は好みじゃなかったけれど、なかなかおいしそうなものがでてくる映画でした。しかし嫌がらせの道具になってしまうシーンも多かったのでちょっと残念でしたけどね。

しかしベンが「料理をする男はもてる。得意料理でもてなせばいちころさ」(すっごいうるおぼえ)といってましたが、どうなんでしょう?知り合いの男性で自分で鴨を蒸すような方がいらっしゃいますが、その方にはぜーったいに家に来てもらいたくないもの。何を作ったらいいのよ。

2005年07月06日

早朝のアクシデント

今朝出がけにコードにけつまずいてノートパソコンを落とし(ちゃぶ台だったのでこちらはほとんど問題なかったんだが)、もろにコーヒーが本体にかぶってしまった。起動不能。あ~~~~~~~~(泣)。
とりあえず水分をとって乾かしてあります。ノートだからたぶん復旧はむずかしいだろうなあ。ハードディスクだけ取り出して住み替えかなあ。

大事なデータはバックアップがあるし、パソコン自体は元とっておつりが来るほど使い込んだので、実態としてはダメージは少ないのですが、精神的ダメージが超強力です。

家のノートパソコンの主目的はプレゼン用、ネット用(ホームページ作成含む)、連絡用なので今度は少し小さいやつにするかなあ。しかし絶対無線にしなくては。LANケーブルにけつまずいたのはしゃれになりませんでした。こういう理由でパソコンを新しくするのはうれしくないですね。セットアップにまた時間がかかりそうだし。鬱々。

2005年07月08日

ロンドンのテロ

independent.jpgI want to express my sympathy to those who hove lost their loved ones and hope those injured have a speedy recovery.  konama

昨日はロンドンで大きなテロがありました。なくなられた方のご冥福と被害にあった方々の回復をお祈り致します。

留学時代の友人や知人の安否が気になって、昨日からテレビやインターネットをチェックしているのですが、まだ何もわからない状態で心配しています。ロンドンに暮らしていた頃はパディントン駅近くに住んでいて、エッジウェアロードなど歩いてすぐ。キングスクロス駅はイーストアングリア方面の列車の発着駅で、もっともよく利用した駅の一つです。見慣れた景色がニュースでどんどん飛び込んできてショックでした。しばらくこの状況をフォローしていこうと思っています。

世界中がアイ・ラヴ・ユー

世界中がアイ・ラヴ・ユー
ジェネオン エンタテインメント (2001/04/25)
売り上げランキング: 8,016

Original Title: Everyone Says I Love You (1996)
Dir: Woody Allen
Cast: Woody Allen, Julia Roberts, Drew Barrymore, Natasha Lyonne
Story: 富豪の娘スカイラーは好青年のホールデンとつきあっていて、NYの街を恋のデュエットをしながらそぞろ歩いていく(ミュージカル風)。妹のDJはそれを冷めた目で見ているが、父とでかけたヴェニスではゴンドラ漕ぎに恋をして出会って5日で結婚をきめる。そしてその間父(ウッディアレン)は…

Comment: ラブコメもミュージカルも好きなはずなのに~。年を取ったのかたまに「見てる方がこっぱずかし~」という気分になってしまいます。まあビデオでみてるのがいかんのかもしれないが。

みんなが熱に浮かされたように恋をして、そしてすべてはこともなし。ふわふわとした恋の気分はミュージカルで飾られ、その真実みのないところ、うつろな部分もべたな展開で。そして我に返った登場人物達は「私ってクレージーだから」ということに。そんな全体の作りがまあウッディアレンの斜に構えたコメディになっていて、ちょっとやられたなと言う気分にさせられます。こののりが好きかどうかはかなり別れるところでしょうが。

印象的なのはラスト近くのパリのクリスマスの橋の下のシーン。これまで繰り返しでてきた「愛に見捨てられたから」という歌をモチーフにクリスマスパーティの正装に身を包んだ二人がデュエットし、ダンスをおどります(含むワイヤーアクション(笑))。きっとウッディアレンはこのシーンがとりたくてこの映画をつくったんだろうなあ。そのシーンに自分が入っているっていうのがすごいと思うけれど。

そんなわけで、パーツはべたなのりですが、全体としてみれば楽しめる映画でした。

出てくる食べ物はそんなにないのですが、ひとつはweb拍手で紹介したベリーニ。ベニスのオープンカフェのようなレストランでウッディ演じる父のジョーが僕はビールにするけど何にする?と娘のDJに聞くシーンで「私はベリーニ」と答えています。桃とシャンパンのカクテルはNYのペントハウスに住むお嬢様のチョイスともいえるし、ベニスの恋の夜にと言う感じでもあります。

もうひとつは一家のドイツ人の家政婦さんの笑える科白。このパスタ、ソースは?と聞かれて
「イタリアのパスタにはソースが必要なんでしょうけど、ドイツのパスタには必要ないんです!」

2005年07月09日

BlogPet導入してみた

トップが重いから改装したというのに、BlogPetを飼い始めました(懲りていない)。
先日とりほさんちのけろっちと遊んでいて、面白いよなあと思っていたのですが、その後初めて「寝ているけろーる」(けろーるはニュースを教えてくれるカエルのブログツール)を見て「おお!」と感動。色々あるツールをみて、アクセス解析をかねてブログペットを導入しました。

こねずみのバズ(ほろ酔いやら落ち着かないの意味)を導入して、さて何をしゃべってくれるのかなあと思ってあそんでみたら、いきなり
「研究!」
…すいません。がんばります。
その後も金魚!とか色々いってくれたので、背景を金魚にしてみました。この背景はくるみるくさんの金魚をお借りしています。

なにやらちょこまかしてますが、たまにかまってやってください。

2005年07月12日

ああ~夏休み~

sam026.jpgって、チューブの曲みたいですが、いよいよ世間では夏休みが近づいていることを感じたのでちとリストアップ。ちなみに、学校が休みイコール先生も休みと思っていらっしゃる方が多いようですが、そんなわけはありません。もちろん私の職場も特に夏期休暇って物はないので夏も通常営業でございます。

その1:通勤電車が空いてきた
まだお休みではないけれど、期末試験で時間帯がずれる学生さんが増えたせいか、朝も夕も少しだけ空いています。休みそのものにはいると帰宅時に部活帰りの学生さんに遭遇してやたら汗くさいという問題も起きるのですが、今は大丈夫。

その2:映画館が満員
これは主にスターウォーズのせいでもあるのですが、この間の日曜は学生さんの群れが映画館に行列。なつやすみになったら是非平日に行って頂きたいといつも切実に思うのだけれど、人の事情はそれぞれなのか、土日はものすごい混み方になります。混雑に飛び込む体力なぞ何も残っていないこちらとしては結構つらいシーズンでもあります。それに一番大きいスクリーンは漫画とか子供向けになっちゃうしね。

その3:恐竜博
今月横浜で学会があって、参加する予定なのですが、ちょうど同じ場所で恐竜博をやってるらしい。にんまり。仕事の合間にのぞいてこようと企んでおります。(昔から動物園より博物館が好きな子供だったの)。夏休みってかんじだよなあ。子供のいる時間帯は飛んでもなさそうなので、夕方にでものぞいてこようかなあと思っているところ。
 プラネタリウムとかも久しぶりに行きたいなあ。渋谷の五島プラネタリウムがなくなってから大人が楽しめるプラネタリウムが近くになくて寂しい思いをしています。

2005年07月19日

映画館で観るべき?映画

sam027.jpg更新に間が開きました、ごめんなさい。このところ忙しくてひっくり返っておりました。
なにやら忙しくしているうちにあっという間に夏休みになってしまいましたね。前回のエントリーでも触れましたが、映画館はスターウォーズ人気で混雑しております。拍手resでのつぶやきにも書きましたが、スターウォーズっていう映画は中身的にははっきりいってたいしたことないと思うのですが(基本的に大河だし)、小さい頃に観たせいかなんかやっていると観てしまう、自分の”世代の映画”のような気がします。先週は忙しい忙しいといっていたくせに、テレビでやっていた4,5,6をなんやかんやといって観ていたし、やっぱり最初の文字が斜め奥にむかって流れていくのを観ると意味もなく盛り上がれます。相方も基本的に同じ世代なので、
「逆襲ってどんなんだっけ?」
「ソロが固まっておわりのやつ」
「ああ、あれか」
みたいな会話が成り立つのですが、最後の「シスの復讐」を見に行くかどうかは迷っています。というのも、話は観なくてもだいたいわかるし、普段映画館に来ない人が山盛りの映画館でわざわざ並んで観るほどのものではない。しかし、家のTVでDVDでみたいかといわれると、こればっかりは大劇場でドルビーデジタルみたいな方がどう考えてもいいと思われ…(あんまり遅く行くとスクリーンが小さくなってしまうしなあ)。いつ行くか悩みどころです。でもなあ、ナタリーポートマンはかわいいけど、ヘイデンクリステンセンって好みじゃないんだよなあ。

そういえばTVで4,5,6を観たときは1,2,3に併せて修正したバージョンだったので、音楽も微妙に変わっていた気がしてなかなか面白かった。そのためだけに3を見に行ってもいいかなとちょっと思っています。それにしても殺陣が遅いよなあ。松平健とかジャパンアクションクラブを派遣したくなります。

追:ダークサイドを「暗黒面」って訳すのに違和感を感じるのは私だけ?こういう場合はカタカナでもいいような気も。

2005年07月21日

ひとりずもう (さくらももこ)

ひとりずもう
ひとりずもう
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さくら ももこ
小学館 (2005/07/14)
売り上げランキング: 253

Category: エッセイ
Contents: さくらももこの不思議な学生時代と漫画家への道

Comment: ひさしぶりにさくらももこのエッセイが発売になっていたので、早速読んでみた。「もものかんづめ」や「さるのこしかけ」以来、彼女のエッセイは好きで読んでいたが、「ももこだった」あたりからオンタイムに読むことはなかった。この本は発売されたばかりらしく本屋で平積みになっていたので、手に取ってみた。

基本的にさくらももこの話というのはまさに「ちびまるこちゃん」と一緒で、ちょっと無垢すぎる田舎の子供が素朴な疑問をもとにいろいろやってみるって感じのエピソードが多いのですが、今回はちょいと違いました。もちろん基本的な方向性は変わってないのだけれど、あまりに超然とした高校生なのでいつものように笑うとか、驚くとかいう感じじゃなくて「うわ~、この人って違うなあ」と思ってしまうのです。普通青春エッセイというと、誰もが持つ自分の青春の思い出や経験のかけらを共有することで楽しめるところが大きいと思うのだけれど、あまりに全然ちがうので「すげ~」っていう感想ばかりが先に立ち、帯の”大爆笑”っていうコピーにはほど遠い感じがします。それはそれで構わないんだけど。漫画家になるまでの話も含め「ただ者ではない」雰囲気があふれていて、そんな風にはちっともかかれていないのだけれど「才能ある人ってこうなんだ…」とか思ってしまいました。

というわけで、いつものさくらももこエッセイに比べるとちと毛色がちがうような気もしますが、そこそこ面白くはあるので、さらっと読みたい方には是非。通勤電車の片道で読了できます。

2005年07月22日

インド式マリッジブルー (バリ・ライ)

インド式マリッジブルー
バリ・ライ 田中 亜希子
東京創元社 (2005/05/30)
売り上げランキング: 97,128

Category: 文芸
Story: インド人家族の末っ子マニーはイギリス生まれイギリス育ち。以前からかたくななインド式の習慣に抵抗を覚えていたけれど、ある日父親に「おまえの結婚がきまった。17歳の誕生日に式を挙げる」と宣言された。みたこともない女の子とその子が永住権を得るためだけにする結婚なんてまっぴらだ。

Comment: イギリスに住む移民の中、特にインド、パキスタン系の家族では、親が子供の結婚を決める(大抵自国の知人の永住権獲得に関わっている)風習が守られていることが多く、社会問題として取り上げられてきた。イギリス生まれイギリス育ちの子供たちにとって人種、宗教をベースとした風習の壁は大きい。

そんな問題を背景としたこのお話は、そのままずばり、イギリスで育った男の子が17歳の誕生日までに様々な家族の問題に突き当たり、けっしてうまくではないけれど、自分なりのやり方でそこからでていくまでのストーリー。

主人公の年が若いということと、あまりに異世界なのでそれほどノリノリに読める冒険というものでもない。宣伝コピーでは「クスクス笑える」ということだったが、あまりに色々と八方ふさがりの状況に笑えるという感じはしない。ただ、文化的背景にとらわれるということよりも、まだあまりに若くて知らないことだらけという方が、彼にとっていろいろと問題であったことが明らかになっていく過程があり、それが17歳ですべて決まってしまうというタイムリミットの近さにより怖いものを感じさせます。

ただ一概に宗教・文化の違いとして問題視するのではなく、それを取り囲む様々な違いや共通点を考えるきっかけになってくれそうな本でした。

こんな感じの話を映画でみたい方は

ぼくの国、パパの国
ぼくの国、パパの国
posted with amazlet at 05.07.22
キングレコード (2001/08/01)
売り上げランキング: 29,969

がおすすめ。ちと説教くさいファミリードラマではありますが、それなりに面白い映画です。が、イギリスの外にいる私たちから観ると、ストーリーの偏りを感じてしまうかもしれません。

それから、そのあたりのことを逆手にとったコメディ

Goodness Gracious Me (BBC Radio Collection)
Sanjeev Bhaskar Anil Gupta Sanjeev Kohli Richard Pinto Sharat Sardana Meera Syal Kulvinder Ghir Nitin Sawhney Nina Wadia
BBC Audiobooks (1998/01/01)
売り上げランキング: 825,592

非常にべたな笑いなので、英語がわかんなくても笑えます(とはいえ、これはCDだから英語のみですが)。DVDバージョンは見つからないけど、TVのコメディです。今ちょっと検索には引っかからないので、また後で探してみます。

2005年07月25日

スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

Star Wars, Episode III: The Revenge of the Sith [Original Motion Picture Soundtrack] [Includes Bonus DVD]
John Williams John Williams London Symphony Orchestra
Sony (2005/05/03)
売り上げランキング: 21
(注:これはサウンドトラックのリンクです)

Original Title: Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith (2005)
Dir: George Lucas
Cast: Ewan McGregor, Natalie Portman, Hayden Christensen
Story: スターウォーズ初期3部完結編。強大な力を持つようになったアナキン・スカイウォーカーはジェダイマスターに叙されず、苛立ちをつのらせていた。さらに、妻パドメがお産の最中に死ぬ夢を見、母をなくしたときと同じ予知夢ではないかと恐れる。

Comment: やっぱり見に行ってしまいました。夏休み最初の日曜日でしたが、結構すいてました。時間帯が合わなかったので、今回は吹き替え版を見たのですが、そのせいか客席もすいてましたね。吹き替え版だと、最初の「昔...」と前回までのあらすじが流れるところが日本語でちょっとびっくりしました。まあ字幕なしなんだから当たり前なんだけどちょっとショック。しかし、入りのテーマがいつものやつより少しテンポが速めで、さらに低音ががっちり響いてかっこよかったので、ちょっとうれしかった。

で、ストーリーは。。。はっきりいって途中寝そうになりました。中身なし。まあお祭りだからいいんだけど。結構途中で席を立つ人も多かった。おまけに途中はひたすら殺戮シーンなので、あんまりみていて気持ちのよいものではなかった。その辺はジョージルーカスのセンスなんだろうけれど、子供を殺すシーンを何回も見たいとは思わない。そもそもダースベーダーになるところなんかお子様にはショッキングな映像だと思う。

中身もとってもアメリカンで、ちょっと笑いました。結局ジェダイは正義の味方ではなくて民主主義の守護者というポジションですし、シス=独裁者という構図がシンプルすぎてかなり浅~い感じが素敵です。パドメなんて結局夫があまりにバカなのに絶望して死んじゃうみたいにも見える(私にはそうとしか見えん)し、アナキンがなんで暗黒にとらわれたのかよくわかんないし(シスの強さにとかいってるけど、結局暗黒に寝返るのは優勢だったサミュエルジャクソンをはねとばして裏切ってるし)、なんだかよくわかりません。それでもなんとなく楽しめてしまうところがすごいのかもしれないけど。あと、何となく全般に「マトリックス」みたいなシーンが多かったな。

ちなみに吹き替え版だとヨーダの声が波平なので、慣れるまでちょっとかかりました。あと、最後にレイヤ姫が養子になるシーンで、お母さんがあのレイヤ姫の変な髪型そのものだったので、「ママのセンスなんだね~」とちょっと笑えました。

2005年07月30日

金管五重奏のすすめ

のんべえ日記で金管五重奏もいいねえという話がでたので、久しぶりにCanadian Brassのおすすめ。我が家では相方がトロンボーン吹きなため、ずいぶん昔からカナディアンブラスをひいきにしているのです。さてなにかよさそうなCDをとアマゾンを見てみたのですが結構廃盤も多いのでアマゾンで手に入りそうなものだけいくつかピックアップ。

まずは一番新しいもの。ホルンをメインにした編曲で、カナディアンブラスにしては珍しく、タンゴ(ピアソラなんかもある)から定番の水上の音楽まで色々と。なかなか楽しい。

Magic Horn
Magic Horn
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CANADIAN BRASS
(2004/11/30)
売り上げランキング: 306,129

これも新しめのものでクラシックもポップスもちゃんぽん。上のにくらべて従来のカナディアンブラスっぽい感じか。Amazing Brass

これはビートルズばっかり。結構お気に入りのCD。

All You Need Is Love
All You Need Is Love
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Canadian Brass
RCA Victor (1998/06/16)
売り上げランキング: 189,884

こっちはデュークエリントン

A列車で行こう~カナディアン・ブラス・プレイズ・デューク・エリントン
カナディアン・ブラス ルーサー・ヘンダーソン
BMGファンハウス (1999/06/23)
売り上げランキング: 86,947

スウィングがお好きなら、スウィング・タイム

クラシック系はマニアックなものがいっぱいあるのだけれど(ワグナーばっかりとかバッハばっかりとか、それもすごい超絶技巧)、いくつか聴いてみてきにいったらチャレンジしてみては?それはまた紹介できます。かなり廃盤のものが多いから、手に入れるのは大変かもしれないけど、どれもなかなかすばらしいできです。それにライブ版があればそれも(この人たちはライブが楽しいので)。それから、きらいでなければクリスマスアルバムもおすすめです。たぶん5枚くらいあるからどれでも。

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