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2004年06月 アーカイブ

2004年06月01日

週末にやっと映画を見てきた。

というわけで週末ようやく映画を見に行ってきました。まじめに時間を調べていけば良いのですが、いつものようにふらりとでかけたので、結局みたのは「トロイ」。はっきりいってはずれな映画でしたが、ヘクトルをやったエリック・バナがとてつもなくかっこよかったので、まあ元は取ったかと。前に彼をみたのは「ハルク」で、かなり最低映画だったので彼自身に期待をしてなかったのですが、今回の映画ははっきりいって主役はぶらぴではなく彼でしょう。感想は次のエントリーで。

2004年06月06日

トロイ

Dir: Wolfgang Petersen Cast: Brad Pitt, Eric Bana, Orlando Bloom

Story: ごぞんじトロイの木馬のお話。スパルタとトロイは和平協定を結ぶが、トロイの王子パリス(オーランドブルーム)がスパルタの王妃ヘレンと恋におちて、彼女をトロイに連れ帰ってしまうことから始まる、トロイ陥落までのお話。

Comment: 映画がはじまってからしばらくかなりしんどかった。なにが悪いというわけではないのだが、締まらないストーリー、すっと入り込めない設定のせいか。人にもよると思いますが、私にとってのギリシャ神話のイメージにブラットピットやオーランドブルームがあまりにフィットしなかったのが問題かと。結構そういう雰囲気って大事じゃないですか。ブラッドピットがアキレウスっていう時点で予想済みといえばそうなんですけどね。それから全体に各シーンに割り振る時間がちょっと納得いかない感じでした。
見渡せばピーターオトゥールまで出ているという豪華キャストなのだが、そのためなのかそれぞれのストーリーがかなりはしょられてしまった感が否めない。

主役は一応ブラピのようですが、私個人としてはやはり(前のエントリにも書いたけど)トロイの王子のヘクトル(エリック・バナ)が主役かと。アキレウスやパリスは言動が若くて幼い感じなので、イライラさせられました。まあ40過ぎのブラピをして若いというのもナンですが。そうそう、ブラピのセミヌードシーンがやたらあるので、ファンはたまらないかも。それ以外の方にはどうでもよいことですが(私を含め)。

あと、気になったのはやたらと長い戦闘シーンかな。きっとこういう格好いい迫力のある絵を撮りたいと思って作ったんだろうなあと思うのだけれど、ああいうのは何度もずっとってことになると価値が無いと思う。映画全体としてそれが主役になってしまうのもどうかと。同系の映画として「グラディエーター」と比較されていますが、シーンの迫力という意味ではグラディエーターの方が上だった気がします。しかし、グラディエーターは血しぶきあがるような迫力だったため、途中で席を立つ人も多かったくらいですが、その分「戦いで物事を解決する」ということがあまりに肯定されてしまっていて、イヤな感じがしたものです。その点、トロイは「戦いはなにも解決しない」という事がそこここにちりばめられていて、そういう意味では評価できるのですが、多分に説教くさい感じも否めません。まあ神話なんてそんなもんなんですけどね。

とりあえず、「悲劇」なのでエンターテイメントを求めていく方はご注意を。私は一人で見にいって火葬のシーンを4回も見てとても暗い気持ちになりました。

2004年06月07日

Big Fish見てきました。

昨日ビッグフィッシュ見てきました。かなり泣けました。安心感のあるキャスティングだし、不条理っぽい映像が大丈夫な人は是非どうぞ。この次のエントリでなんとか感想をアップしますね。

先日ふらっとCD&DVD屋に立ち寄ったとき、魔が差して「ロイヤルセブンティーン」買っちゃいました。ああ、いつもなら1500円のCD買うのも迷うのに、この迷いのなさはなんなんだ。まだ見てないんだけど、どう考えても名作じゃないよなあ。そのうち見たら感想アップいたします。いつになることやら。今週もまた忙しいのです。でも、ようやくパターンがつかめてきたので更新頻度あげる予定です、懲りずにあそびにきてくださいまし。

しかし昨日はひさしぶりに映画館でずるずる泣いてしまった。みっともない。

2004年06月14日

新車で通勤のはずだったのに

昨日は念願のちと高い自転車を購入し、ちょっと嬉しい管理人です。じゃあ今朝は楽しく自転車通勤?と思われるでしょうがなかなかそうもいかなかったのでした。

私に実際にあった方はご存知の通り、私は結構背が低い。それでイギリスにいたころはマウンテンバイクに乗っていたのですが、重くて小さいタイヤに懲りたので今回はクロスバイクを買うぞと決意していたのでした。しかしやはり背が足りない。フレームは試乗の結果xs。当然在庫なんかなくて取り寄せ。新車は来週のお楽しみです。

機嫌よく帰宅して今のっている自転車で出かけようとしたのですが鍵が見つからない。1時間以上捜索したのですが見つからず。かくてむちゃくちゃよい天気のお空を見上げつつ電車からモブログしているのでした。


SPECIALIZED(スペシャライズド)SIRRUS A1

2004年06月17日

で、ラブリー?

昨日は仕事上の買い物で家電屋によったり、久々に人混みに入ってくたびれました。お買いものの目的はMOドライブと安いスキャナーで、目的のものがあっさり買えて、一安心。その後、サントラ「De-lovely」が発売になっていることを思い出して、新星堂に寄り道。まだ上映してないわけだし、日本でメジャーに受けるとも思えないので、新作に出ているとは思わなかったのですが、見あたらないので店員さんに探してもらうことに。

私「あの、De-lovelyってサントラをさがしてるんですけど。。。」(Lの発音が妙に恥ずかしい私)
店「サントラでしたらこちらなので、どうぞ」

連れて行かれて、店員さんが目指したのはまっしぐらに「邦画サントラ」コーナー。
たぶん「で、ラブリー」とか中途半端なタイトルの邦画だと思ったんだろうなあ。

あわてて、洋画であることを説明して、さがしてもらったのですが、結局見つからず。
アマゾンで注文した方がよさそうです。

しかし、たしかにそういう邦画があってもおかしくないよな。

2004年06月21日

こけてます。

昨日無事自転車を引き取り、早速自転車通勤再開しました。やっぱりスピードがでますな。乗り心地も軽くてなかなかよろしいです。

しかしまだなれていないので、いろいろと問題も。実際昨日から何度かこけてるんですが、その訳はペダル。足先が固定できるようになっているので(これだとペダルを下げるときと引き上げるとき両方に力が入る)、信号待ちで足をつこうとしてはずれなくて、そのままこけること数度。気をつけているんだけど、長いこと直線で走って油断していると、忘れて足をつこうとしてこけるわけです。あとは前よりサドルからハンドルの距離が長いので、全体に前傾姿勢になるせいで、これまでつかったことのない筋肉を使うらしく、ちょっと筋肉痛。おしりがなれるのにも少しかかりそうです。こんな感じで、まだまだ乗りこなせていないわけですが、最大の問題はスピードが格段にあがったのは良いけれど、自分の判断力が追いついていないってこと。それに車のドライバーが予想しているスピードよりどうやら速いということ。しばらくは車通りの少ない道でならさないと危ないです。

まあそんなこんなで苦労してますが、ギアがついたから向かい風も楽になったし、タイヤが細いから風をきって走るってかんじが楽しめて、本人はかなり満足しています。あとはエンジン(本人)の調整次第でしょう。

2004年06月22日

台風一過

台風すごかったですね。今日は台風が雲をみんな連れて行ってしまったらしく、ものすごく暑いです。
昨日は帰りが大変でした。電車を3本乗り換えるのですが、1本目が遅れて乗り継ぎできず、その次の電車は止まり、なんとか折り返し運転で次の乗換駅に行くと、次の電車も止まってた。ちょうど雨がやんだので、自転車にのってかえったのですが、道に枝がぼこぼこ落ちていて強力な向かい風で参りました。いつもより1時間以上遅れての帰宅でした。まあねえ3本とも単線だし、強風ですぐ止まるんだよね。覚悟はしていましたがかなりうんざりして、帰宅しました。

台風つながり?でなつかしの『台風クラブ』のDVDを見つけたので、ちょっとアップ。工藤夕貴がでてたよなあ。しんみり。

Big Fish

Dir: Tim Burton Cast: Ewan McGregor, Albert Finney, Jessica Lange, Helena Bonham Carter

Story: エドワードブルーム(アルバート・フィニー)はいつもロマンティックで不思議なおとぎ話をする人で、みんなから愛されていた。しかし、その息子はいつしか反発を覚え、父子は疎遠になっていた。
死の床についた父に意を決して会いに来た息子は真実を追い求める。

Comment: 現実の年老いてしまった家族と、父親の語る奇想天外な冒険譚が交錯するかたちでお話が進んでいきます。ファンタジーとしてはなかなか王道な感じか。イメージとして(お話自身は関係ないけど)ミヒャエル・エンデの「鏡の中の鏡」を思い浮かべました。

ユアン・マクレガーはお話の中のエドワードブルームを、チャーミングで現実感のないプリンスオブチャーミング(?)をバッチり演じています。彼でなくてはこの役はだめということではないのですが、彼独自の世界を作り出していて、いい感じでした。まあ現実にはこんな人いないよ。ともあれ現実の息子を演じるビリー・クラダップの現実主義者ぶりと対照的になっていて、きれいにまとまっているかなと。

アルバート・フィニー(最近でおぼえているのはエリン・ブロコビッチの相方)はさすがで、微妙かつ要の役所をどっしり演じています。母親役のジェシカ・ラングは本当にきれいなおばあちゃんで、愛し合う年老いた夫婦がとても良い感じです。彼らが一緒にお風呂に入るシーンは切なかったし涙がでました。

ファンタジーというのは幻想的ではありますが、異形の物語でもあって、この映画もそういったグロテスク(ネガティブな意味ではなく)な部分がかなり出てきます。巨人やシャム双生児、死に様を見せる魔女、そして時間の止まった村。靴を村の入り口にある電線のようなものに引っかけるシーンは本当にぞっとしました(死んだ人の靴を電線に引っかける習慣がたしかある)。やはりこの闇の部分は人によっては受け入れられないものだろうし、個人的にはちょうどよかったけれど、このティム・バートンのバランス感覚は一般受けという面ではちょっと行き過ぎているかもしれない。
そして、そういったものを一人で体現してしまっているのがヘレナ・ボナム・カーター。父親の幻想世界と現実をつなぐ人物として出てきますが、彼女の確かな演技力のおかげで、この2世界のボーダーラインがぼけずにはっきりと示されます。最近は彼女はこんな役ばっかりのような気がする。ある種灰汁の強い役ばかり。。。最初に「眺めの良い部屋」で見た頃からはずいぶん変わってしまったかも。

そしてやはり最後の死のシーン。かなりしっかり泣きました、映画館で。もちろん父親が病院で死ぬシーンというのはそれだけで、個人的な記憶を呼び覚ますので、何年たっても目は潤むのですが、それだけではなく、いろんなものを許されてすべて受け入れられたような安らぎがありました。
あんな風に死の瞬間がやってきたら安らかなのかもしれない。
このシーンはなんとなく「奇蹟の輝き」のロビンウィリアムスが息子に気がついたシーンを思い出させます。

最近の映画としてはシンプルすぎるくらいのストーリーなのかもしれませんが、見てよかったです。

2004年06月28日

ゼノサーガエピソードIIなのでした。

週末に発売したてのPS2ゲーム「ゼノサーガエピソードII」を買ってきて、ちびちびやっております。へぼゲーマーなので、基本的に攻略本たよりまくりなため(何回も可能性を試すとかさすがに最近かったるい)最速攻略本をてにごそごそやっています。エピソードIは最近やって無事コンプリートしていたので、コンプリートデータを使ってとりあえずボーナスをもらってニコニコ。
 世間ではなにかと評判の悪いこのゲーム。まあゲームとしては自分のプレーとストーリーの連動がほとんど無いので、ストーリーがつまんなけりゃやってられない感じ。おまけにどっちかというとしゃらくさいストーリーだしね。が、そういいつつも2を買ってしまっている私。エピソードIにくらべて微妙にキャラのデザインが変わっていて、ちょっとがっかりですが、絵的にはなんかきれいでやっていて楽しいです。

ゲームがらみでは、前にここにも書いたICOのノベライズ(宮部みゆき氏による)が出版されたみたいです。いずれ読もう!と思っていますが、読む本が無くなったときの押さえかな…とまだ買ってません。が、世間の評判は微妙みたいですね。ああいうゲームだからみんな自分のイメージがはっきり出来てしまって思い入れが強いんだろうなあ。やっぱりこの手をつないで走るゲームをちゃんとコンプリートしてから読もうかなと思います。

2004年06月29日

早朝の驚き。。。

今朝いつものように自転車で途中駅まで行き、汗を拭きつつ電車に乗り込んだのですが、ふと前にたっている女の人がへんな風に手を握っているのに気がつきました。まるで卵を持っているような感じで、かるくおなかのあたりに当てています。???と思ってみていると、連れらしい女の人に「それでね。。」といいながら手の中を見せると、なんとカブトムシ!かごとか箱とかなくただ手のひらにカブトムシ。。。かなり驚きました。はあ。寝ぼけた頭にはちょっとショックが強すぎました。こういう運搬方法もあるんですね。あーびっくりした。

ポスター完成?

いよいよ6月も末ですね。ポルトガルに行くのも後1週間ほど。まったく心の準備できてません(前回のNYの時と一緒だな)。先日から学会発表用のポスターをしこしこ作っているのですが、第一稿にコメントが帰ってきたので、ようやくまあ完成版(改良の余地ありバージョン)ができました。ほっとしていたところに、大雨!雷!帰りが面倒だなあと外を見ていたら、職場の人が何人もぱたぱたとやってきて「あ、こっちに来てすぐだから知らないと思うけど、雷なるとすぐ停電になるから、この建物!」。え?え?
とりあえず速攻セーブ。

確かにうちの大学は何にもない田舎の山に高い建物が建ってるから、雷が来やすいのはわかるんだけど、っていってるうちになんかばちばちきてます。(この文章もとりあえず、ここでセーブ)。ひー。もちろん非常用電源とかあるんだけど、みんな病院優先らしいので、そんなことに。というわけで、みんな時間のかかる電気をつかう作業はとりあえずストップ(結構まぬけだよなあ)。マイナス80の冷凍庫とかがアラームなったりしないといいんだけど。

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