Alexander Scriabin Pyotr Il'yich Tchaikovsky Herbert von Karajan Berliner Philharmoniker Evgeny Kissin
Deutsche Grammophon (1990/09/10)
売り上げランキング: 153,552
今週は採点の追い込みなので、デスクワークがほとんど。延々とレポートをチェックして評価をつける作業は重要ではあるけど、正直言って楽しみな作業ではない。おお!とうれしくなるようなものもないことはないが、大半が「あれだけ言ったのに!」とか「まったくわかっちゃいないなあ」、「どう考えたらこういう結論になるのじゃ!?」と、我が身の至らなさを棚に上げて、ぶつぶつ言いながらの仕事になる。
そこで不可欠なのが音楽。デスクは個室ではないので、イヤホンを使うしかないけれど、とにかくこれがないとやっていられない。お気に入りのCDをエンドレスで聞くのも良いけれど、もう少し控えめなBGMで…という時によく聞いているのがClassicFM。イギリスにいたときにはよく聞いていたラジオなんだけど、インターネット放送もしているので、最近よく聴いています。
基本的にはポピュラーなクラシック音楽を放送しているだけなのですが、重々しくシンフォニーを全楽章というのではなく、有名な楽章だけさらっとかけてくれるので、気楽に楽しめます。イギリスの放送曲なので、DJ(?)はもちろん英語ですが、ほとんどおしゃべりは無くてひたすら音楽なので、わかんなくても大丈夫。サイトを見れば曲目も載っているので、気に入った曲があればCDも買えます。今日はキーシンとベルリンフィルのチャイコフスキーのピアノコンチェルト1番がかなり華やかで良かった。↑
特典&問題?
1.ロンドンの天気と交通情報付き(あんまり意味無し)
2.それなりに英語のリスニングには良いかも(一時間に一回ニュースもやってる)
3.時差があるので、午前中に聴くと夜中用の音楽(静かで暗めの選曲)
4.やたらポピュラーな曲が多い(一週間に4回ぐらいフィンランディアとか、アイネクライネナハトムジークとか、音楽授業で聴きそうな曲がかかってる)
5.イギリス以外ではそんなにポピュラーとは思えない曲(エルガーのチェロコンチェルトとか)も毎日のようにかかる
6.イギリスのオケのCDばかりなので、演奏が演歌っぽい(好みによるけど)
ちなみに英語でクラシック音楽はClassical Musicなので、ラジオ局の名前は古典的なとか古くさいっていう言葉にかけてつけられてるみたいです。
追:クラシックFMってたしか前に紹介したよなと思ったら、一昨年の2月にやはり”ただいま採点中”というタイトルで、同じ様な話を書いてました。2年たってもシンポしてない駄目な私を自覚。とほほ。