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2004年09月 アーカイブ

2004年09月03日

密かにupgrade?

このブログはMOVABLETYPEを使って作っているのですが、最近あまりにコメントスパムが多いので、バージョンを3へあげてみました。このバージョンにはTypekeyという機能がついていて、コメントする人を登録制にできます。べつに私のサイトに登録するというのではなくてMOVABLETYPEを使っている人のサイトに共有する形での登録なので、ご安心ください。しばらくは登録済み、未登録両方のコメントを受け付けます。スパムがよりひどくなる、あるいはよく来てくださる方のほとんどが登録したら、未登録コメントに制限を付けていこうかと思っています。どうなることやら。

で、アップグレードの余波で個別の記事のテンプレートが変になっています。一応読めるとはおもいますが、暇をみてなおしますので、少々お待ちくださいませ。

2004年09月07日

バックトゥザフューチャーはどんなメロディだったのか?

昨日久しぶりにオケの練習に参加したのですが、そこで配られた譜面の一つがバックトゥザフューチャー。何人か知らない人もいたので、メロディを歌ってよといわれたのですが、歌う人歌う人みななぜか途中からスターウォーズになってる。昔からいわれておりますが、スターウォーズとスーパーマンとETは歌っている途中で混じるんだよね。よく考えればバックトゥザフューチャーも似た傾向にあるかもしれない。

私は曲はしっていたけれど、さび以外わからなかったので今日は上のCDを購入。ちなみにハリポタのテーマもやるそうなので、両方入っているやつを捜したらこれになりました。ちなみにこのCDには紛らわしい3つも入ってます。

リストはCD1が
1.「ハリー・ポッターと賢者の石」~プロローグ
2.「ハリー・ポッターと賢者の石」~ハリーの不思議な世界
3.「リロ アンド スティッチ」~ベイビー・ユー・ビロング(フェイス・ヒル)
4.「スター・ウォーズ」~スター・ウォーズ・メイン・テーマ
5.「ロード・オブ・ザ・リング」~フェローシップ
6.「E.T.」~E.T.のテーマ
7.「スーパーマン」~スーパーマンのテーマ
8.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」~バック・トゥ・ザ・フューチャー
9.「シュレック」~アイム・ア・ビリーバー(スマッシュ・マウス)
10.「ストリート・オブ・ファイヤー」~あなたを夢みて(ダン・ハートマン)
11.「天使のくれた時間」~ディス・クッド・ビー・ヘヴン(シール)
12.「2001年宇宙の旅」~ツァラツストラはかく語りき
13.「シザーハンズ」~イントロダクション(タイトルズ)
14.「レイダース/失われたアーク(聖櫃)」~レイダース・マーチ
15.「スター・トレック」~スター・トレック~ザ・ムービー エンド・タイトル
16.「バットマン」~バットマンのテーマ
17.「ジュラシック・パーク」~ジュラシック・パークのテーマ
18.「グラディエーター」~ついに自由に(リサ・ジェラード&ハンス・ジマー)

インディアナジョーンズとかもあるしかなり強烈なラインナップでした。


CD2が
1.「アニー」~トゥモロウ(アイリーン・クイン)
2.「オズの魔法使」~虹の彼方に(ジュディ・ガーランド)
3.「ピノキオ」~星に願いを(リンダ・ロンシュタット)
4.「ニュー・シネマ・パラダイス」~ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ
5.「ペイネ・愛の世界旅行」~愛の世界旅行
6.「キャッツ」~メモリー(エレイン・ペイジ)
7.「雨に唄えば」~雨に唄えば(ジーン・ケリー)
8.「ティファニーで朝食を」~ムーン・リバー
9.「80日間世界一周」~アラウンド・ザ・ワールド(パート1)
10.「ピアノ・レッスン」~犠牲者
11.「ペイ・フォワード(可能の王国)」~コーリング・オール・エンジェル(ジェーン・シベリー)
12.「キャスパー」~リメンバー・ミー・ディス・ウェイ~「キャスパー」愛のテーマ(ジョーダン・ヒル)
13.「アナスタシア」~アット・ザ・ビギニング(リチャード・マークス&ドナ・ルイス)
14.「君がいた夏」~君がいた夏(愛のテーマ)(マリリン・マーティン&デヴィッド・フォスター)
15.「セント・エルモス・ファイアー」~愛のテーマ(インストゥルメンタル)
16.「おもいでの夏」~おもいでの夏-メインテーマ/ピカソ組曲
17.「パリ,テキサス」~パリ,テキサス
18.「ノッティングヒルの恋人」~ノッティング・ヒル(スコア)
19.「未知との遭遇」~組曲

こっちはもうすこししっとり?した感じ。こっちは結構もっているのもあるな。
BGMとしては悪くないと思うんだけど、しばらくはその2曲を覚えてしまわねば。
(リストはアマゾンのトラックリストをそのままお借りしました)

2004年09月09日

アフターダーク (村上春樹)

Title: アフターダーク (講談社)
Author: 村上春樹
Category: 文芸
Story: 真夜中のファミレスで本を読むマリに楽器をもった男が声をかけた「ねえ、間違ってたらごめん。君は浅井エリの妹じゃない?」

Comment: 書き下ろし長編というふれこみでしたが、通勤中1時間で読了。どちらかというと中編じゃないですかね。前作の「海辺のカフカ」からわりとすぐの出版だったので、ちょっと驚きましたが、新作が楽しみでもあったので、出版早々購入したわけです。
全体にいつもの氏の作品の雰囲気と違うので、評価が分かれるところでしょう。私個人としては面白かったです。長編小説としては物足りない感じもしましたが、実質中編なのでこのくらいの感じが良いかなと。氏の作品としてはめずらしく全編三人称(読者という視点)でかかれています。このよくわからない視点は都会の深夜の時間の流れに、少し落ち着かない奇妙な感覚を与えています。主人公マリは村上作品に登場する、自分の世界を持つ、地味に見えるけれど自分を必死にだましながらがんばって生きていくという人物ですが、女の子としてこういう人がでてくるのは珍しい気もします。今回は不思議なせりふを吐く女の子もいなければ、そらからおさかなが降ってきたりもしない。ただ宙にういた視線があるだけ。
 
私はこれはこれで村上春樹にしか書けない小説だと思うのだけれど、いつもと違うせいかひどいレビューも多いみたいです。都会の片隅でテレビの砂嵐が時を刻むなんて村上ワールドだと思うんだけどなあ。

2004年09月10日

お父さんのバックドロップ

中島らもの『お父さんのバックドロップ』が映画化されるようですね。10月9日封切りのようです。筆者本人もカメオ出演しているとのことで今は亡き中島らも氏を大画面でみることができます。配給のシネカノンのサイトで予告編を見ることができます。

中学から高校時代、氏の本をたくさん読みました。エッセイを読みあさり、電車で大笑い。その当時は図書館で借りられる氏の本は全部読んでいました。そのうち何度も同じネタがエッセイで披露されるようになって、完読率は減っていきましたが、それでも彼の本は良く読んでいた方でしょう。『こらっ』や『たまらん人々』、『しりとり対談』(ひさうちみちお氏との対談)など今でも実家の本棚に並んでいます。それに留学中は『明るい悩み相談室』を全巻持って行き(帰国のたびに数冊づつもっていった)、結構すくわれるところも多かったです。

彼の小説については、実はエッセイを全部よんでから読むと、どこかで読んだようなエピソードのコラージュに見えてしまって、そんなに熱心によんではいないのですが、『今夜すべてのバーで』や『人体模型の夜』など面白かった作品は多くあります。

数年前NHKで彼のインタビューを見てその姿(ゆっくりしたしゃべりと動き)に驚いた記憶があります。最近では『牢屋でやせるダイエット』を出して、相変わらずだなあと思っていたのですがそこへ階段から落ちて重体、死去のニュース。とても残念です。ご冥福をお祈りします。

追1:お父さんのバックドロップのサントラを見つけました。一番多いのはcoba(アコーデオンのラテンっぽい曲やってる人)の曲でしたが、
3.ありがとう浜村淳です / 浜村淳&桜井一枝
とかあってちょっと笑いました。ちなみに締めはスネオヘアー。

追2:先日「トリビアの泉」で「かまぼこの新聞がある」というのをやっていて(実際は業界の新聞だったのだけれど)、瞬時に「それはカネテツのかまぼこ新聞!」と思ってしまった私もかなり重症だと思う。

2004年09月13日

ダライ・ラマに恋して

いつも注目しているたかのてるこさんの新作「ダライ・ラマに恋して」が水曜日発売されるらしい。宣伝文句は

「ダライ・ラマに恋して」たかのてるこ著
1400円(税別)
幻冬舎から2004年9月15日(水)発売
“旅人OL”たかのが大失恋の末に人生を変えたいと救いを求めたのは、なんとあのダライ・ラマ。会いたいと思いついたら即行動。常に希望を持ち続けることの大切さの教えを受け、持ち前のパワーでチベットとインドをもりもり突き進む。慈愛と笑いに満ちた最新エッセイ!

ということで、相変わらずパワフルなようです。番組、『銀座OL世界をゆく!3』は、10月中旬~年末年始の間に放送予定らしいです。どちらも楽しみですね。読んだらまた感想をアップしますね。

2004年09月14日

借金地獄

ようやくゼノサーガエピソードII終わりそうです。ようやくバトルシステムを納得したあたりで終わってしまうのかいなってかんじです。エピソードIに比べてなんか短かったような気がする。今回はコンプリート用の攻略本を買って、ばっちりやったのでかなりしっかり遊んでます。前回のクリアデータもあったので、スタート時からボーナスあったし。

しかし今回声を大にして言いたいのは、なんですかこの借金返す企画。前作にもあったのですが、ある一定額の借金を返済することが課題になっているのよ。それはまあ構わないんだけど、問題は普通にゲームをコンプリートするぐらいじゃとても返せない金額なのです今回は。ゲームの構成として本編、エクステンドダンジョンとあるのですが、両方終わっても返せない。攻略本によると実質上のラスボスから高額なアイテムを繰り返し盗んで返済するって感じなのですが、そのたびにエンディングまでいってリロードせねばならんのよ。攻略本曰く約18回で完済って。。。エンディングももう10回位みていいかげん感動もなく、目標はただただすべての課題をコンプリートすることのみ。お金払って借金地獄を味わうのはなんだかなあ。もう少しおもしろい要素をいれてくれないとつらいです。でもきっといま中断してしまうときっとやらないだろうという確信があるので、次のゲームやりたいなあと思いつつも毎日ちびちび借金返済しております。この週末には終わらせて是非次のゲームを!と思っているんだけど、どうなることやら。

追:先日学会でパソコンの話をしていて、「いやゲームもやるんで、結構スペック高いの買っちゃうんですよね」といったら、周囲の人に「え、げ、ゲーマーなんですか」と白い目で見られた。ゲームなんて死んでもやらなさそうにみえたのだろうか、それとも。。。?

2004年09月17日

英国コメディ好き

先日相方がイギリス出張に行き、おみやげにthe officeという今はやっている(はやっていた)BBCのコメディのDVDを買ってきてくれました。ちなみにこの画像の商品はリージョンコードが日本と違うので、パソコンでしか再生できませんので、あしからず。もちろんまだ日本語版なんてありません。

もともとローワンアトキンソンの「ブラックアダー」「シンブルーライン」やもっとべたなスミスアンドジョーンズとか(スミスはビーンの監督をした人)、旧「ノットナインオクロックニュース」のメンバーのコメディが好きなので、相方はおみやげになにかコメディのDVDをかってやろうと思ったらしいのですが、何せ最近何が良いのかわからない。そこで、イギリス人の先生に聞いたらすすめてくれたのがこのthe officeだったらしいのです。が、その先生曰くコメディの好みはそういうべたなのは嫌いで、One foot in the graveがお好みらしいと聞いて、ちょっとthe officeは本当に面白いのかちょっと心配になりました。というのもOne foot in the graveというのはその名のとおり老人ばっかりのぼけやらその手のことをネタにしたかなりべたなシリーズだから。まあイギリス人の好きなシュールな笑いではあるのだけど。

で、the officeはどうだったかというと、うーんなんかぬるーい笑いでちょっと面白かった。スローかどこかの会社のオフィスという設定で、勘違いなボスやちょっとエキセントリックな同僚などちょっとくそまじめな主人公(ラブアクチュアリーで、ポルノ映画のスタンドインのカップルをやっていた俳優さん)を中心に、不思議なオフィス模様がBBCのドキュメンタリーみたいな感じで進んでいきます。まだ2話分しかみていないのだけど、不思議なのりです。全般に「こういう人いるよなあ」という笑いでもあり、結構楽しめました。けっして大笑いって感じじゃないけど。

しかし、最大の問題はなぜいきなり「second season」を買ってきたのでしょう?

2004年09月24日

学会シーズン終了。

ご無沙汰してすいません。大阪での学会のために出張しておりました。なんだか今年は関西方面での学会が多くて、よく大阪に行っております。おいしいものいっぱい…と思いきや、たいがい夜は忙しかったり、学会の懇親会だったりでなかなか町に繰り出せないのでした。今回は阪大出身の友人と飲みに行く機会があり、友人の行きつけのお店で飲んだり食べたり。なかなか楽しい時間でした。

今回出席した学会は私の仕事の範囲からすると少し大きめの学会。大規模な学会は色々な分野の異なる研究を見聞きできて有意義ですが、専門性が薄まるのでちょっと大味な感じになってしまうことも否めません。それで最近大きな学会はちょっと遠慮していたのですが、久しぶりに出席してたくさん知り合いに会えて今回は有意義でした。しかし私の知り合いってなんで5-10歳くらい上の人ばっかりなんだろう。みんな有名大学の助教授様になっていてちょっと気後れしました。まあそういう人たちと仲がよいのは仕事上大変良いとは思うのだけど、自分だけ置いてきぼりくったみたいで、ちょっと焦りました。

これでしばらく学会はないかな。今シーズンはだいたい終了と言っていいでしょう。せっせと研究して来年のエントリーに備えねば。

2004年09月27日

ダライ・ラマに恋して (たかのてるこ)


Title: ダライ・ラマに恋して (幻冬舎)
Author: たかのてるこ
Category: 紀行エッセイ
Story: 中国に始まり、アジアの国を自由に旅してきたたかのさん。今回は失恋を機に人生を見直す旅に出る。それが「ダライラマに会いたい!」ってことになるのがたかのさんのすごいところですね。チベット、ダライラマに会いに行くお話です。

Comment: 相変わらずエネルギー全開、いろんな現地の人に会い、食事をごちそうしてもらい、家に泊めてもらい、いろんな話を聞いています。ただ、失恋を機にっていうことでやはり最初はなんとなくテンションは低め。全体に内省的な雰囲気です。いつものなんでも体当たりというのからは、ちょっとおとなしい感じでしょうか。たかのさん本人もこの本について

今回のは、今までとちょっと雰囲気が違うと言われるかもしれないけれど、毎回同じなら書く意味もないし、出会った人たちにシンクロして書かせてもらっている私としては、「そーゆう場所だったんで」としか言いようがないなぁと思ったり。ああ、なんか、感想が届いたりするのがコワ楽しみな感じ~。
ということをご自身のサイトに書いておられます。いつものように大爆笑というよりは、ふ~ん、と感心しながら読んで、最後には「たかのさんよかったねえ」ともりあがるという感じでした。

少し気になったのは、チベット問題。やっぱり微妙な問題だし、それなりに気を遣っていらっしゃると思うのだけれど、ちょっとひやひや。何も偏見を持たずに体当たりがいいところなんだけど、行く前にちょっと本を読めばよいのでは?と思うこともちょっとありました。自分の国については微妙な問題ってわかっているけど、他の国のことって気がつかずにいろいろ言っちゃうこともあるものです。もちろん本で読んだのではわからないことばかりではあるのですけどね。

昔私のイギリス人の先生が私と中国人の友人の前で第二次世界大戦の話を始めたときは結構つらかったです。もちろん何も話さないことが良いわけではないんだけど。

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