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2007年03月 アーカイブ

2007年03月04日

三都物語?

この週末は出張・私用・お楽しみを兼ね?名古屋、京都、神戸とぱたぱた走り回ってきました。美味しい物がたべられたり食べられなかったり。
 

金曜日に仕事を何とか定時に上がって(今週は締め切りの決まっている仕事が多かったので大変でした)、新幹線で京都へ。金曜の晩の新幹線はものすごい混むのですが、携帯から予約して、ほぼ待ち時間なしで乗れたのはラッキーでした。品川を過ぎて両隣の席が埋まったところで爆睡。名古屋まで意識不明状態。23時、眠い目をこすりつつ京都到着。
 

土曜日は昼過ぎから学会のシンポジウムに参加するべく名古屋へ。きしめん~、みそかつ~と思いつつも時間がなく、そのまま会場へ。終了後は久しぶりに会った人々と会食へ…が、人数の関係でなぜか沖縄料理屋で飲み会(なぜ名古屋でオリオンビール&ソーミーチャンプルーなのだろう?)。
ちょうど相方も名古屋で同じような仕事で、帰りは一緒に帰ろうといっていたのだけれど、相方が飲み会から解放されたのが、終電ぎりぎり。二人で名古屋駅を全力疾走するはめに。京都への終電が10:58ってちょっと早すぎますよ。結局久しぶりの名古屋なのに、おみやげのみそかくし(牛皮で柚風味のみそを包んだ菓子)を買ったのみ。きしめんもみそかつも食べられませんでした。結構楽しみにしてたのでがっかり。美味しいお店まで教えてもらっていたのに。ひなまつりもなにもお祝いせず。
終電で帰宅して一息つくともう日付がかわってる!翌日から部屋をあけるので夜中2時まで部屋の片づけと荷造り。
 

そして日曜日は相方が海外出張に出発なので、早起きして関空へ。京都駅から特急はるかで1時間半。(←初めて乗るのでテッチャンとしてはちょっと嬉しい。)無事送り出して、ほっと一息。ホントにあわただしい週末だったけど、今は朝11時前。これはちょっと忙しかった自分にご褒美として「おいしい中華料理のランチ」なんてどうよ?とおもったわけです。
 

というわけで、夏以来久々に海月食堂におじゃましました。今日は天津飯のBランチいただきました。あっさり目で鳥の味がやさしいご飯。おいしかったです。ごちそうさまでした。おまけに、ずるずると長居をしておしゃべりして、とっても楽しかったです。そして、まかないの(あり得ない)ホヤ料理まで味見させてもらって、ゆっくりさせて頂きました。

で、帰りに神戸っぽい御菓子を買おうと思って、色々見たのですが、様々な華やかなデザート類にあまり惹かれず、なぜか新神戸のホームで”神戸ドイツパン”のクッキーを購入。さっき夜食にとおもって食べたんだけど、なんか懐かしい味ですね。そっけないほどシンプルなんだけど、妙に美味しくて、またいったらちょっと大きめの箱で買ってこよう!と思っています。

自宅に帰り着いたのは夜9時。なかなか大冒険な週末でした。

そうそう、マスターのところで自分のサイトのロードが重いのがちょっとショックだったので、少しシンプルなデザインにしてみました。どうでしょう?

2007年03月07日

BGM

最近iPodシャッフルを買ったので、書き物をしていて何も考えずに立ち上がって(イヤホンのラインがはずれて)オフィスに大音量で自分の趣味を大公開っていう失敗も少なくなりました(結構恥ずかしいモンです)。今のところipodにはロビーウィリアムスの曲しか入っていない(とはいえ手持ちのアルバムとシングル全部いれたので、結構一杯)ので、大量のデータ処理や単純作業の場合は音量大きめでノリノリで作業をしています。

が、このところ論文を書く時間が増えてきたので、ちょっとこれでは落ち着かないなあ、と思ってJ-POPも導入。英文を書いている時の洋楽はなんか仕事がはかどらないような気がするんですよ(気のせいだと思うけど)。で、最近ヘビーローテーション聴いているのはこの辺。

福耳 THE BEST WORKS (通常盤)
福耳 杏子 with スガシカオ
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夏雲ノイズ 空創クリップ 夕風ブレンド (通常盤)

もともと元ちとせつながりで一番上の福耳のCDを買ったのですが、その中でスキマスイッチの「桜夜風 」が気に入ったので、アルバムを買ってみました。前のダニエル・パウターの時も思ったけど、私はピアノが入っている曲が好きなのかも。最初の「夏雲ノイズ」では桜夜風の他に「ドーシタトースター」って曲が気に入っています。

しかし、スキマスイッチの曲ってよ~く歌詞を聴いていると結構暗いよなあ。
「きみがいうならひとだってさせるよ」っていうのはちょっとびっくり。

2007年03月10日

パフューム ある人殺しの物語

映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サイモン・ラトル サイモン・ラトル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトヴィア州立合唱団 クリスティアン・ヤルヴィ チェン・レイス メラニー・ミトラノ トム・ティクヴァ ジョニー・クリメック ラインホルド・ハイル
東芝EMI (2007/02/07)
売り上げランキング: 1418

※これはサントラのリンクです。

Original Title: PERFUME:THE STORY OF A MURDERER (2006)
Dir: トム・ティクヴァ
Cast: ベン・ウィショー , ダスティン・ホフマン, アラン・リックマン
Story: 18世紀パリの悪臭に満ちた魚市場で生まれ落ちたグルヌイユ(ベン・ウィンショー)は、尋常でない嗅覚の持ち主で、ありとあらゆるものをかぎわけ、匂いの世界に浸る毎日だった。ある日、街で初めてかぐかぐわしい香りを辿っていくと、果物売りの若い娘にたどりつく。その匂いに夢中になるあまり、彼女を殺してしまう。以来その匂いを追い求め、保存することが彼のすべてとなる。

オフィシャルサイト: http://perfume.gyao.jp/

Comment: 先月のとりほさんのサイトの記事を読んでから、凄く気になっていたこの映画。昨日たまたま映画館の前を通りかかったら、土曜日の午後ちょうど良い時間のがあったので、今日早速みてきました。

たしかに全体としての感想は「他に例をみない」タイプの映画かも。正直にいって、すごい感動したとか面白かった、とかではないんだけど、あんまりこういう映画はみたことがない。

映画の前半は主人公が誕生→孤児院→なめし皮職人へ弟子入りという、苦労時代。現代からすると不潔きわまりない映像山盛り。腐りかけた魚、うじに吐瀉物…。主人公は匂いに善し悪しをつけずどん欲に記憶していきます。香水なんかもでてきますが、基本的に臭そうな場所で、風呂に入ってなさそう人がごろごろしているようなところで話が展開しているので、ちっともいいにおいの連想はできませんね。そういう意味ではかなり生理的には不快なものがつづく状態です。

でも、それが吐き気を覚えるほどか?といわれるとそうでもなくて、不思議と臭いの連想というのは起きませんでした。臭いを表現する映画なのに…と思われるかもしれませんが、この話の主人公には体臭がない、臭いに善し悪しをつけないという設定が、このガラス一枚はさんだような感覚で生きているような気がします。

後半は調香師として独り立ちして、映像もカラフル、匂いもお花や香水など明るいものが増えてきます。が、彼が若い娘の体臭を再現するためにトライする様々な人でなしな実験(本人に罪悪感なし)がかなり気持ち悪いです。で、この”美女のエキス”がなんとも言えない色な上に、本命の彼女のが一番濃い~茶色なんだよ。

オチは二段構えなんですが、原作を読まずにみたので、最初のオチにかなりびっくり。このオチは宣伝でもやってる例の広場中の皆さんがむにゅむにゅというシーンですが、そういうつながりなんですか~と結構驚きました。ちなみにこのシーンでは匂いが広がっていくにつれて広場の人がみんなうっとりとしてウェーブみたいにぱたぱたとその場にしゃがみ込んでしまうのですが、広場の皆さんのウェーブが結構ぎこちなくて、「あ、そこ早すぎだって」というひとがそこここに見られて、思わず笑いそうになりました。

この映画の面白いところは全般にシニカルな視点なのだと思います。彼を売り飛ばした孤児院のおばさんの末路とか、調香師の先生の最後とか、悲惨なのに結構”あーあ”って感じに描かれていて、淡々とナレーションがはいって、ちょっと奇妙なおかしさがあります。この映画をみた帰りに原作を買ってよんだのだけれど、原作でもやはりこのシニカルな語り口が一番面白かった。というかこのポイントがちゃんと映画で再現できているっていうのが凄いなと。

英語は大変聞き取りやすいです!というのは主人公があんまりしゃべらないという設定だから(笑)。ナレーションも大変ゆっくり話しているので聞き取りやすかったな。

というわけでほとんどせりふのないベン・ウィショー ですが、彼の演技はよかったです。大御所二人(ダスティン・ホフマン, アラン・リックマン )との競演ですが、存在感といい、奇妙な乖離感といい不思議な主人公を作り上げてましたね。そうそう、大御所二人の役所が、ウェイトがかるいような気がしたのが、原作を読んでみるかと思ったきっかけです。読んでみた感じではアラン・リックマンに関する伏線をもうちょっといれてあげても良かったかな。お話としては正直いって原作の方が面白かったけど、映画は映画の良さがあるから、どちらかをみて気に入ったら両方見てみてはいかがでしょう。映画の方が主人公に人間らしさのかけらをつけて居るんだけど(映画では思わず殺してしまったとか、殺す前にちょっと躊躇するというシーンがあるけど、原作にはそんなのなし)、どっちが良いかはなんともいえない。

食べ物は…ほとんどでてこないよ。ダスティンホフマンがなんやかんやといってワイン飲んでるくらいかな。イタリア出身だからイタリアワインなのか、パリだからフランスワインなのか?

香水―ある人殺しの物語
パトリック ジュースキント Patrick S¨uskind 池内 紀
文藝春秋 (2003/06)
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2007年03月17日

移動中

職場の式典での楽隊参加を依頼されたのだが、オーボエのパートをクラリネットで代用らしく、貰った譜面は調が違う。初見の読み替えは少々キビシイので、久々に移調しながら写譜をしている。どうせなら暇な移動中にと新幹線ではじめたのだが結構揺れますな。 ようやく100小節終わったので一息。 こういうときはサリエリさんの意見に心底同意。あんたの音楽、音符多過ぎ>モーツァルト。

しかし、これも仕事なのか??

2007年03月19日

飲兵衛な休暇

最近飲み会といえば、職場や仕事関係の飲み会。職場の飲み会は、ボスをはじめとして意外と飲めない人の多い飲み会で、飲み物のオーダーのたびに気を使い、若手の女の子がちゃんと終電に間に合うかをチェック。仕事関係の飲み会は幹事席で酒とつまみのまわり具合をみながらオーダーし、外人のゲストが一人にならないよう声を掛け、ポジションにあわせた金額を設定して集金精算…。

のん兵衛としてはこんな飲み会ばっかりなのはなかなか疲れるもんです(というか仕事だし)。飲むからにはのんびり好きなように好きなペースで飲みたいモンデス。いつもは相方とのみに行くのがリフレッシュのもとなのですが、相方は海外出張中。翌週は大阪で学会なので、京都に移動して珍しくふっとあいた週末となれば、やっぱり海月食堂さん夜の部にチャレンジでしょ!ということで、また海月食堂にお邪魔しました。

京都から新快速でのんびり1時間。ちょうど6時ごろにうかがったら、オスカルT山さんたちがちょうどいらしたところで、ご挨拶。ずっとカウンターで隣にいさせていただきましたけど、とっても楽しいかったです。
まずえび団子の揚げたのと、いかなごの紫蘇揚げ(モスさんありがとうございます)でビール。えび団子のぷりぷりもいかなごのさくさく(内臓がまたおいしい)もビールにぴったりでニコニコ。そのあとはビールから焼酎に移りつつ、ピータン豆腐!これが酒のあてに大変よかったです。ほとんど無言で食べちゃった。つまみとしてはお豆腐なしのピータンもよいかも。あとでこられたあそうさんが注文されていたのをみて、思いました。そう、結局終電までのんびり飲ませていただいたのですが、あそうさん、みどにゃんさん、kumaさんにもお会いできてうれしかったです。あとは、豚足の煮込みと焼きビーフン。ほんとは上海焼きそば食べようとおもったのですが、残念品切れ…。次回にチャレンジです。あとはあそうさんにサーモンの味見をさせていただき、〆に桜のアイスクリーム(鼻の奥で桜の葉っぱのにおいがして幸せ)をいただきました。

この日新幹線でサンドイッチたべたっきりだったので、た~くさん食べられました(笑)。
そして最後に出していただいたコーヒー。たらり子さんスペシャルカップがでてきましたよ。ちょうど良い厚さでいい感じのカップですね。気に入りました。というわけで、散々おいしいものを食べたにもかかわらずぜんぜん写真に撮らずに、のんびり呑ませていただきました。久々にのんびり飲めて楽しかったです。バレンタインデーあげてないのに、マスターのらぶのつまった(!)クッキーをいただいて、終電で帰りました。 

海月食堂のみなさま、おあいできた皆様ありがとうございました。

追:
京都からタクシーにのったら、運ちゃんに神戸で飲んで帰ってきたといったら、神戸でこんな時間まで飲ませてくれるお店なんてないですよと何回も言われた。じゃあ私はどこでのんできたっていいたいんですかね?まったくもう。

2007年03月23日

食べる女 (筒井ともみ)

食べる女
食べる女
posted with amazlet on 07.03.23
筒井 ともみ
新潮社 (2007/02)
売り上げランキング: 4546

Category: 短編連作
Story: 食べることをテーマにした女性(たまに男性)を主人公にした短編。全体のトーンはあるけれど、ストーリーとしての関連性はない。
Comment: この本は新潮文庫の今月の新刊。平積みになっていたところ帯の「思わず舌なめずりのソソるショートストーリー、全18編」という文句に惹かれて購入。今はやりのスタイリッシュ(?)な美味しんぼ小説だったらがっかりだなあと思いつつ読み始めたのだけれど、結構面白かった。それぞれのお話は短いのでさらっとよめちゃいますけど、それなりに盛り上がりがあって良いです。

食べ物がメインのモチーフですが、食べること、セックスすること、ひとりになることを軸に、自分が自分らしくあることや自分がどういう質の人間なのかを体感することを大事にするお話。
だからでてくる表現も舌触りや肌触り、光や空気の見え方なんかが細やか。

美味しそうなご馳走(時たまそれは男性でもあるのだけれど)は、ポトフやサーモンから始まってポテトサラダに生卵ごはんまで。最初の「台所の暗がりで」ではこった美味しそうなものがさんざん出てきた後に、台所でたって音を立ててかき込む生卵ごはんが強烈。

一番インパクトがあったお話は「闖入者」。偶然が重なって知り合ったさえないおじさん、タナベ氏が何かとお料理をしに部屋に来てくれるようになるのだが、「○○お好きですか?」とつぶやくように聞きながらどんどんと彼女に攻め入ってくる(押し寄せてくる?)様がコワい。

この短編集にはまだ文庫化されていないが続編がある。食べる女 続 (2)

1の方もそんなにものすご~く良かったというほどでもないから、立ち読みでも…と数ページめくったら、
「生牡蠣にギネスをかけて食べる」
話があってノックアウト。レジに直行です。

とはいえ全体に続編の方が暗いので、ちょっと救われない気分の話が多いかな。
しかし、食べ物のソソり度はUP!湯豆腐にサンマのぶつ切りとか…。

2007年03月25日

パリ、ジュテーム

パリ、ジュテーム
パリ、ジュテーム
posted with amazlet on 07.03.25
古閑 万希子
講談社 (2007/03/06)
売り上げランキング: 79965

※これは本のリンクです。
Original Title: PARIS, JE T'AIME(2006)
Dir:ガス・ヴァン・サント、トム・ティクヴァ、ウォルター・サレス、ジョエル・コーエン、 イーサン・コーエン、グリンダ・チャーダ
Cast: ナタリー・ポートマン、 ジュリエット・ビノシュ、イライジャ・ウッド
Story: パリの各区でおこる約5分のショートストーリーのオムニバス。18本のラブストーリーから、様々なパリの姿が浮かび上がる。

オフィシャルサイト: http://www.pjt-movie.jp/

Comment: 土曜日の午後に都内で仕事が入ったので、少し早くでかけて久々に銀座で映画。10:35からの1回目の上映にもかかわらず客席は3分の2以上うまってました。

オフィシャルサイトのストーリー地図を見てもらうとわかりますが、パリの各街区をベースに18本のラブストーリーが展開します。各ストーリーの最初には場所と監督の名前がでて、約5分のショートムービー。

イメージとしてはラブ・アクチュアリーのやたらストーリーが多くて、関連性の薄いものという感じでしょうか。最後にそれぞれのストーリーの登場人物がお互いに話したりしている「繋がり」のシーンも出てきます。

こういうオムニバス映画はそんなに得意ではないのですが、何となく今回は面白そうな感じがしたので、見に行きました。なかなか楽しかった。

一番好きだったのは10区のフォブール・サン・ドニ。監督はトム・ティクヴァ (ほら、パフュームの人ですよ)で女優志望の女の子ナタリー・ポートマンと盲目の青年メルキオール・ベスロンのラブストーリー。ナタリー・ポートマンはやっぱり凄いなあと思います。自然に目がいくし演技もすばらしい。たった5分の時間をフルに使って、とても印象にのこるお話。

それからペール・ラシェーズ墓地のオスカーワイルドの墓の前でけんかするカップルの話も良かった。ちょっとした風景をカットしてきた物がつぎはぎされて、呼吸しているパリを表現しているって感じなんでしょうね。

ちょっと嬉しいのはパリはあまりに映画の舞台として登場しているので、その各地区でとられた映画にたいして各監督がちょっとしたオマージュを入れていること。フランス映画はそんなに観ないから分からないけど、いろんなところでちょっとしたいたずらが仕掛けられていて、観ていて楽しかったです。俳優さんたちも結構有名なベテラン勢ぞろいで、各エピソードが5分しかないなんて、ちっとも気づきませんでした。短い分、色々印象的に覚えていてなんとなく人に話したくなるような映画でしたね。

例えば12区のバスティーユの話では別れようと思っていた妻に白血病の宣告がなされ、彼女を看取るまで、彼女の思うようにせわしてやる話があるのだけれど、彼の自分の本意ではない行動の一つに「村上春樹のスプトーニクの恋人を読んで聞かせる」というのがあって、何となく可笑しかった。

それぞれの映画の関連性は、映画をみたあとで公式サイトをみるとなかなか面白く、前述のオスカーワイルド墓の話でオスカーワイルドとして登場するのは14区の監督をしているアレクサンダー・ペインであるとかそんな話がいろいろあります。

一番印象に残ったのはトム・ティクヴァの作品と書きましたが、オフィシャルサイトによればそれもそのはず、この映画の発端となったのはこの作品の様です。

ともあれ、この映画をみれば絶対にパリに行ってみたくなること請け合いです。

食べ物は…5分間だとほとんど飲み物ですね。食事のシーンもあるにはあるけど、ほとんど手元が写っていないのです。3区ではパブでビール、4区では白ワイン、6区ではレストランでボルドーのグラーブ(赤ワイン)、19区ではカフェのエスプレッソ、結構印象的に使われていますね。

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