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2007年01月 アーカイブ

2007年01月01日

A Happy New Year 2007

皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

年明けよりバージョンアップした新ブログに移行しました。
まだ旧データを引っ越しただけで、整理もついておりませんが、
更新は以後新ブログの方に行い、徐々に統合をしていこうと思っております。

konama

2007年01月02日

1月の気になる映画

リニューアルということで、気になる映画も更新しました(書いている本人が映画館に行ける可能性は大変低いけど)。

『硫黄島地獄の36日間』は5時間51分の大作ドキュメンタリー。3部を2回の休憩を挟んでの特別上映です。1月23日にDVDも発売になるようですが、ばっちり3枚組です。硫黄島プロジェクトと同時期の発売(制作年も2006年)ですが、こちらは海兵隊カメラマンの記録映像と元アメリカ兵のインタビューを集めたドキュメンタリーのようです。

なんとなく今回のピックアップはドキュメンタリーに偏ってしまった…。
最近DVDで『ボーリングフォーコロンバイン』を観た影響もあるかな。何となく最近そういったものに惹かれる傾向があるようです。
『不都合な真実』、『マイ・シネマトグラファー』もドキュメンタリーだし、『グアンタナモ…』も実話に基づいている。どれもあまりエンターテイメントとは言い難いテーマではありますが、どれも興味のあるお話。
しかしどれも近所ではやってなさそうなので、時間を見つけて都内に見に行けるといいなあと思っています。

2007年01月03日

リップサービス (清水ミチコ)

リップサービス
リップサービス
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清水ミチコ
Sony Music Direct (2006/11/29)
売り上げランキング: 3153
以前から何度か取り上げているとおり、私はどうもお笑いCDが好きなようです。先日ニッポン放送の「清水ミチコのミッチャン・インポッシブル」を聞いていたら、11月末にこの新譜が発売されるという宣伝とともに収録曲「欲望」がかかり、大爆笑(井上陽水のマネ。男声でも全く問題がないところが凄すぎる)。早速購入したのでした。清水ミチコといえばもちろん歌マネ、声マネのスペシャリストですが、今回のCDの凄いところは「本人が歌いそうな歌を勝手に作詞作曲してものまねで歌う」という企画で、すでにオリジナルを追い越してしまっています。その「それらしさ」はかなり笑える上に、感心します。爆笑度としては前回の「歌のアルバム」の方が面白いとは思いますが、今回の「メタものまね」みたいな発想はなかなか創造的でインパクトがあります。そのうち本物がカバーしたりすると面白いんだけどなあ。

ちなみに年末に我が家でうけていたもう一つのお笑い(?)CDはこれです。

中沢家の人々・完全版
三遊亭圓歌(三代目)
オーマガトキ (2005/07/27)
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2007年01月31日

つまみぐい文学食堂 (柴田元幸)

これがホントの三日坊主…新年3日更新してからそのままって、もう。失礼致しました。
どうも年末年始は仕事に押しつぶされる傾向にあるようです。

ともあれ、最近読んでいる本のご紹介をば…

つまみぐい文学食堂
つまみぐい文学食堂
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柴田 元幸
角川書店
売り上げランキング: 16883

Category: 食べ物エッセイ
Contents:米文学翻訳で有名な作者による、文学にでてくる食べ物エッセイ。漫画家、吉野朔実のイラスト付き。「本の旅人」に連載されていたものを単行本化。

Comment: ポール・オースターをはじめ、翻訳アメリカ文学を愛好する人がいつもお世話になっている柴田元幸氏による、文学に出てくる食べ物についてのエッセイです。本屋で見つけたとき、ぱらぱらめくって、『白鯨』にでてくる鯨のステーキの話なんかを見つけて、「なんだかおいしそうぢゃん」と思って買ったのですが、ほとんどの食べ物の話が「美味しくない話」になってます!
どの話も面白いし、なるほど…という感じなんですが、美味しい話よりはまずい話、不思議な食べ物に関して熱心に(気持ちはとてもよくわかるけど)書いてあるので、そういうのがあまり好きでないかたはちょっと面食らうかも。

でも、目次をみても、
根菜類、禽類なんてものに混じって「不在の食物」「不味い食事」「空腹、飢え、断食」
なんていう項目があるくらいですから、推して知るべし。でも確かに本の中で「話題に上がっているけれどついに登場しない食べ物」っていうのは妙に気になるモンですよね。

ちなみに「人等」という項目もあります。ホントに。
(「スイスにて」っていうのが一番すごいかな。)

相変わらず斜に構えた語り口ですが、やはり幅広い知識とウィットがあふれていて、通勤で毎日少しずつ読んで楽しかったです。吉野朔実氏の著者がモデルであろうとおもわれるとぼけたイラストが、その雰囲気に合っていて、読み終わった後もう一度イラストのページを見て楽しみました。


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