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Trieste 2007 Day 7

ミラノのドゥオーモ ちゃんと階段で上まであがりましたよ
いよいよミラノの7日目
午前中にガルダ湖を出発して、駅に来たものの、1時間に1本の電車はなかなか来ず。途中ホームが変更になったりしてうろうろしましたが(ほんと、ヨーロッパの電車ってやつは…)、なんとかミラノ行きの電車にのることができました。今回は指定席じゃなかったので、ちょっとうろうろしましたが、ま、とくに問題なく席がみつかりほっと一息。ミラノの駅で地下鉄の72時間パスを購入し、地下鉄にのってホテルへ。最寄駅がDuomoだったので、中央駅から1本でわかりやすい。で、地下鉄の階段をあがって地上にでると目の前に左のような風景がどかーんと。おー!すごくシンプルに感動。実はミラノはあんまり期待してなかったんだけど(そのため予習不足)、いきなりこれなら期待できるかも!といそいそとホテルへ。この立地でこのお値段ならまあお手頃でしょ、という感じのお部屋で満足。が、これまで田舎のホテルに泊ってきたので、いきなり濃い~顔のダブルの背広のホテルマンにちとビビりぎみ。ま、英語は通じやすいのでいいや。インターネットが使えないのがちょっと参ったけど、しょうがない。

まずは腹ごしらえ
で、ちょうど昼過ぎになったのでまずは腹ごしらえ。しかし、その辺のカフェも混んでるし、かといってバーガーキングは嫌だし…。というわけで困ったときの「地球の歩き方」。どうやらパンツェロッティという食べ物があるらしい。ピザの生地にチーズやらトマトやらを入れてあげたパンみたいなものらしく、近くにお店があると書いてあったので、早速そちらへ。普通のスタンドなので店の外でたったまま食べたけど、これはおいしかった。大変はやっているお店で、たくさんの人が店のそとでもぐもぐ。イタリアのおばちゃんは2個標準で食べてましたが、とりあえず1個ずつで満足。今日はあとでお茶ものみたいし。

ここまで来たからには登んなきゃね
というわけで、早速ドゥオーモを観光。ステンドグラスに荘厳な柱と祭壇の中もなかなかすごかったけれど、やっぱりイタリアで大聖堂と来たら上に上らねば。フィレンツェのドゥオーモで痛い目にあったくせに(一番上に登るツアーの一番先頭になってしまい、ガイドについてほとんど休みなく階段を上がるはめになり、途中で気持ち悪くなった)、性懲りもなく階段へ。今回はツアーとかではなく勝手に上がるだけなので、楽ちん。エレベーターもあったけど、やっぱり階段で途中をみながら上がりたかったので、母とえっちらおっちら上がる。フィレンツェに比べたらかなり楽ちんでした。というわけでてっぺんの写真が一番上の右。これまでトリエステ、ガルダ湖とほとんど日本人観光客にであわなかったんだけど、ミラノではやはり日本人がいっぱい。この屋根の上でもずいぶんたくさん見かけました。ドゥオーモの後はそのとなりにあるガッレリア(アーケード、下の右の写真)をのぞいて、本ややらなにやら冷やかしてなかなか楽しかった。このガッレリアの抜けるとスカラ座が近くにあるのです。このアーケードで自分用のお土産に革の手袋を買いました。これからの季節楽しみ。

パンツェロッティ ガッレリア

都会にきたらレストランに入りにくくなってしまった
あとは教会やらいろいろめぐって、お土産さがしにうろうろ。くたびれてちょっとウィーン風のカフェにはいって、ケーキを食べたり、ちょっと都会風の楽しみ。そうそう、こちらにきて驚いたのがコーヒー。普通にコーヒーを頼むとデミタスのカップにエスプレッソをワンショットのみいれたのがでてくること。ローマ~ヴェネツィアにいったときはそんなことなかったのに、トリエステではそうだったから北の特徴なのかしら。おいしいにはおいしいのだけど、すぐ冷めちゃうのでお茶の時には不向き。ついカプチーノを頼むのが習慣になりました。

しかし、都会って人の多さのせいかくたびれるのも早い。そろそろ夕飯と思ったものの、意外と涼しくてオープンカフェみたいな外の席には誰もいないし、くたびれてくるとレストランにぽっと飛び込むのも勇気が必要。しょうがないのでまたまた地球の歩き方のレストランのリストから探して行ってみる。でもここは観光客なれしているせいか、非常に気楽な感じで良かった。いい加減慣れたので、食事は前菜と軽めのメインに白ワイン、デザートはなしでカプチーノ。これならそんなに胃もたれせず食べられますし、食事なのに…と嫌がられることもないみたい。地球の歩き方にのっているせいか、近くに日本人の新婚旅行風カップルも。でもものすごい多いパスタとメインで参ってたのでちょっとかわいそうになってしまった。ともあれ、食べたのはミラノ風サラミとカプレーゼ、メインにイカのロースト、母はシャケのロースト。大変さっぱりと頂けました。早めに帰って宿でのんびり。旅もあと2日です。

ケーキというかタルト 前菜 カラマリ


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コメント (4)

パンツェロッティっておいしそう。私もこういう何気なく食べた物の方が、旅行では印象に残ってます。しかし最初イタリアに行った時、レストランでこれも食べろ、あれも食べろと店の方に言われて(悪気はなし・・・イタリア人では普通だと思う)なんぼ大食いの私たちでも無理無理・・・!
ヘキヘキした思い出があります。(今となってはいい思い出・・)ほんとに、ワインとメインとサラダくらいでもうおなかいっぱい十分であります。

たらり子:

今までの旅行記も読ませていただきました。

がっつり喰らいましたね~~!

最後のイカのローストがめちゃうまそう。

神井:

ヨーロッパの協会って、重厚で洗練されていて
ついつい見入ってしまうほどの造形ですね。
中に入っても厳かな気持ちになりますし。

僕は日本人観光客が来ないようなレストランに
あえて飛び込んだ時期があります。
見知らぬ黄色い外国人を見ようと
厨房からシェフが覗くのが面白かったですよ。
目が合ったので、お互いぎこちない会釈を交わしました(笑)

パンツェロッティ・・・
これ、食べてみたいです☆

>ぢょーぢさん
イタリア人よく食べますよね。がっつり感がローマより北イタリアの方が強かったかも。寒いからですかね?ぢょーぢさんはたくさん食べる方ですよね(とサイトの写真をみて勝手に思ってる)。やっぱりあの量はむりですか。

パンツェロッティはほかほかで美味しかったです。中身はピザみたいなものだから、味は想像つくと思うのですが、あの中にみんな入っているのが楽しい食べ物なのです。

>たらり子さん
今回はしっかりたべ、かつ写真にとりました。やっぱり二人でいくと、それなりに色々食べられるし、ストレスも軽減されるので良いですね。
いかのロースト…ただのイカ焼きなんだけどね~、レモンかけたらうまかったです。

>神井さん
トリエステもミラノも、良い感じの教会がいっぱいあって、良かったですよ。私も普段はなるべく地元のヒトが行くお店にいくことにしているので、いつも身振り手振りで大騒ぎです。とりあえず英語が話せるってことで安心して貰えることが多いのだけど、通じないところでも、ロシアンルーレット的にメニューを選んでも何とかなるものです。

パンツェロッティ、おいしそうでしょ。日本でもうってる見たいですよ。

ミラノのお店の様子→PORTAMI CON TEさんのブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/latuamilano/diary/200711050001/
作り方→http://nr.nikkeibp.co.jp/recipe/data/tj020604_3.html
日本ではたとえばこのレストランのショップでも売ってるらしい→http://www.isola.st/index.html

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2007年11月19日 20:37に投稿されたエントリーのページです。

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