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2006 Vienna/Hamburg 2:

[Day2:ウィーン2日目]
体調管理は重要
時差ぼけもあって、朝は4時半くらいに眼が覚める。明るくなるに従って鳥の声がして、爽やかな天気。今日は学会の初日だけれど夕方にウェルカムイベントがあるくらいだろうから、1日観光できる唯一の日。去年来たときは美術館や博物館をメインにまわったので、郊外のドナウ川クルーズにでもいこうかなあなどとガイドブックをのぞいていると、突然の雷雨。ありゃりゃ。でばなをくじかれてます。とりあえあずシャワーを浴びて昨日の洗濯をしてひと心地。お湯の出が良いのでかなり幸せ。朝ご飯はウィーンのお宿定番、カイザーゼンメルにハム、チーズ、コーヒーを自由にとる方式。お好みでシリアルも。学食風なので気安いのはいいんですが、子供もいっぱい。チーズやハムを手づかみでとるのをみてちょっとげんなり。はあ。体調管理はしっかりせねば。朝の大雨はシャワーだったらしく、あっさりあおぞら。ちょっと涼しくなったけど、サングラス必須な陽気です。

本日の野望
とりあえず会場にいって登録をすませ、インターネット環境を確保。プログラムを確認して、色々するうちに午前中も結構おそくなってしまう。手が空いたので、やっぱりドナウ川クルーズにチャレンジするつもりになり、ガイドをチェック。電車がうまくうごけばぎりぎり昼の便かすくなくとも最終の便には乗れそう。船のでるメルク行きの電車に乗るべくウィーン西駅へ。今回見に行きたかったのは世界遺産にもなっているヴァッハウ渓谷。ウィーンから少しチェコよりに北上(北西の方角)したドナウ川の両岸です。メルク~クレムスまでブドウ畑(このあたりはオーストリアワインの産地)の間を船で下るなんてかいてあったら行くしかないでしょう(とりあえずの野望)。

ヨーロッパの電車ってやつは…
インフォメーションのおじさんの説明を何度も聞き直しつつ、何とかキップを買い、電車に乗り込む。電車が車での間お昼をたべ、プリュッツェルを買う。実は電車は教えてもらったホームとは全然違うホームに着いた…。5分前にもなって入線しないので、もういちど表示を見直し、3つ先のホームに変わっているのに気づいてあわてて移動。ホームの駅員さんに確認をしつこく取って乗り込む(こういう事はイギリスでよくあったのでまあそんなにショックではない)。約1時間、一面に広がるトウモロコシとひまわり畑を堪能。そこここに風力発電の風車もあって、なんかこのサイトの壁紙みたいな風景でした(電車の窓ガラスごしだったので写真はないの。ごめんなさい。)

メルク到着
メルクに到着。ここはとにかくでかい修道院が有名(2枚目が駅からの風景で、3枚目は修道院を川岸からとったところ。駅からでもどでかい修道院が見えます)。駅と街の中心はちょっと離れている上に、船着き場はさらにその先なので、サングラスを装着しててくてく。途中とりあえずツーリストインフォメーションにより地図と案内をもらい、なんとか最終の便にはまにあう事を確認。とりあえずチケットを買った方が良いということなので、船着き場までまたてくてく(すでに汗だく)。なんとか到着してチケットがかえたものの、前回書いたとおり、おばちゃんは「時間にバスが向かえにくるからそこに居てね」という。???ちょうどそこにいた日本人の旅行者の方にも聞いてみるが、彼はチケットをウィーンで買ったらしく(周遊券にしてもらったらしい)そんなことは聞いていないという。もしや私だけが、満席で途中までバスで行くっていうことなのか??おまけになぜか私のチケットは2割引。イヤーな予感。まあそういっても時間まで少しあったので、その日本人の方と一緒に修道院を早足で見学。でもこの景色にはいったかいがありました(4枚目)。

やはり船は来ない…そして学生料金?
そして時間になるとやはり船は来ておらず結局みんなバスに乗せられてつぎの船着き場へ(なんだかよくわからなかったがとにかくここまで船が上がってこないらしい)。ってことはこの2割引はナンなんだ…やっぱり学生だと思われたのだろうか?(安いからいいがそれはそれでちょっとむかつく)。次の船着き場で待つことさらに1時間。ようやく船に乗れました。1時間半のはずが40分のクルーズになりましたが、それなりに楽しくゆったりとした時間を堪能。青くないけど(雨の後だったしなんか濁ってた)美しきドナウっていうのは何となくわかるなあ。

ヨーロッパの電車って奴は…リターンズ
そして前回書いたとおりやっと乗った電車は線を間違え、私たちはバスで元の駅まで戻されたのでした。ちなみにこんな事はイギリスでもよくあったりはしません。が、まわりの人たちが「しょーがねーなー」くらいの反応ですんでいたことからして、そんなにまれなことではないのかも。そんなわけで、せっかくワインの産地だからお土産買って…などということは何もおこらず、わたわたといろいろあった一日でございました。おかげで夜のビールのうまかったこと。宿に帰ってぱったり寝ました。(5枚目が船の来ない船着き場、6枚目はドナウ川からの風景です)

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コメント (4)

ぢょーぢ:

おお!ヴァッハウ渓谷に行かれたのね!私はリンク周りで終わっちゃったけど・・(残念!行きたかった!)ふふふ!アバウトな一日!お疲れ様~!でもこんな旅が一番思い出に残りますよね!しかし美しい街ですね!又行きたくなっちゃった!
朝食懐かしいなあ。アメリカ式のブレックファーストは無いですよね!

konamaさんがぶつくさ独り言を言いながら
静かに(ここ、ツボ!ご本人には分からないかもだけど、やはりkonamaさんってば周りから観見るとどんな時でも冷静に見えるもんで!)
わたわたしている様子が目に浮かんで面白かったです(笑)

しっかし、青い空!
日本より紫外線って強いのかしら?

電車が線を間違えるんですか!?
・・・日本じゃニュース沙汰ですよね(^_^;)

でも、そこがまたヨーロッパらしい・・・

konama:

>ぢょーぢさん
そうなんですよ。やっぱりいいところですね。次回は是非ウィーンからチェコまでゆったりクルーズにチャレンジしたいですね。やっぱり街もいいけど、自然には勝てないかなとたまに思います。次回こそはワインを飲むのだ!

>たらり子さん
こういう旅行はもっぱらひとりが多いので、ついつぶやくヒトになってしまいますね。で、経験からしておたおたした方がまだ事故が少ないのです(怪しいと思ったらとにかく聞くのが一番)。
ホント毎日シャワーはあるもののいいお天気で、日に焼けました。今日ようやく自宅に戻ったのですが、風呂でスクラブしたあと念入りにパック。しばらくビタミンCのおせわにならなくちゃ。

>神井さん
そう、私も「線をまちがえました」といわれたときは思わずまず笑ってしまいました。さすがにそんなのは初めてですよ。あ、でもイギリスで駅を通過っていうのはあるなあ。日本だったらホントに大事ですよね。

あ、でもこの時ご一緒した日本人の方もヨーロッパを色々回っている方で、その方は乗り遅れそうになってホームに走ってはいっていったら、動き出していた電車が戻ってきた(!)っていう話をしてくれましたからこれもヨーロッパらしいところでありましょう(笑)。

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2006年07月22日 22:58に投稿されたエントリーのページです。

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