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酒の肴、おいしい愉しみ (根本 きこ)

酒の肴、おいしい愉しみ
根本 きこ
集英社 (2006/03)

Category: レシピ集、酒に関するエッセイ
Contents: おいしそうな肴の数々と、酒蔵を訪ねたときのお話。

Comments: 先日学会でいった前橋でふらりと入った本屋で、根本きこさんの本を見つけたので購入。最近では雑誌”天然生活”なんかでよく見かけますが、ぱらぱらみた中身にとてもおいしそうな肴の写真や、なつかしいストーブにのせるタイプの熱燗器なんかが見えて、即購入決定。

読んでいて楽しかったのは、友達が飲みに来るときに献立を考えるお話。「日本酒だったらこうだな~、まてよまずは一口ビールを飲みたい。だったら肴は…」、読んでいてこんな風にお酒がのめたらそりゃあおいしいよなあと思わせてくれます。おいしそうな飲み口の薄いおちょこなんかも良い感じ。

前回のエントリーで食べたくなったあんきもは、蔵人さんのひとりが酒の当ての好物としてあげています。写真にもレモンのスライスにのったあんきもがあって、なかなかおいしそう。

ちょっと気になったのは肴じゃないけど「ターメリックレモネード」。お酒を飲む前に飲んでおきたいと銘打って紹介されてますけど、たらり子さんあたり気になるのでは?

どれもおいしそうな料理ですが、やはりすこし手間がかかるのも確か。友人が集まるときのために少しづつレパートリーを増やせたらたのしいだろうなあと思わせてくれる本でした。

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コメント (5)

なんだか、興味津々の本のご紹介。
酒のアテのレシピは、著者のものなの?

「ターメリックレモネード」、アテより気になるかも?(笑)
いかにも酒飲みの強い見方って感じ。
ウコンにレモンのビタミンCでしょ?
最強ぢゃん。

たらり子:

自分のコメントが言葉足らずだと思い出して
再度登場!

>酒のアテのレシピは、著者のものなの?

これ
もしかしたら、著者の訪問先の蔵元の杜氏さんとか、そのへんのプロの助言もあって、著者が考えられたレシピなのかな?って思ったもんで。

そういう意味で書きたかったの~
ごめんんさい。。

konama:

>たらり子さん

大丈夫、意味わかってましたよ。
レシピは基本的に著者の方のものです。
ただ、蔵元に行ったときにプロの人がこんなものを食べながら呑んでいますという話が出ていて、それにあんきもがでてきたのよ。でてくる蔵元は2つですが、なかなか美味しそうなお話です。

ターメリックレモネードはターメリック、レモン汁、蜂蜜をお湯割りにしたもの。冷やしも有りみたい。その他にも肝臓をいたわる系のものとして梅ぼしいれた番茶やしじみとごーやのスープとか載っています。

ぢょーぢ:

私の琴線に触れる本だわ(はあと)
酒のあての料理本ってつい見てしまうのですよ~。理想はお酒があって、それにあうものを冷蔵庫からサッサッサと作れる引き出しが自分にあればっと思って見てしまうんだけど、読みながら忘れて行ってしますの~

お酒を飲む日に覚悟をきめて、カレーの材料に家においてあったターメリックに、お湯を溶かして飲んだって事あったなあ。なかなか「あらくれ女」でしょ。
「ターメリックレモネード」っていう発想がいいぢゃん。今度は可愛く飲みましょか

konama:

>ぢょーぢさん

ターメリックお湯に溶かしてぐいっと…ってなんか男っぷりがいい感じですね。ついでに腕でくちもとをぐいっと。

蜂蜜の量を調整すれば好みの味が作れるのがいいところ。可愛い飲み方も是非どうぞ。

そうそう、お酒に合わせて適当につまみがつくれたらいいよなあって思いますよね。

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2006年04月10日 11:15に投稿されたエントリーのページです。

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