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通勤の友

このところ大忙しで、エントリーもままならずすいません。何となく本は読んでるんですけどねえ。
というわけで、最近の通勤の友だった本を軽い感想とともにご紹介。

まずはライトノベルのオンパレード。どれも続き物で、以前から読んでいたものがでたので早速読んでいます。西尾維新氏のシリーズはこれが完結編で、3巻本だったので下巻の出版を待って一気に読みました。エンディングとしてパワフルかどうかは別として、いろいろとほっとさせられる着地の仕方だったので、なんかうれしくなりました。相変わらず変な名前の登場人物ばかりで、これまでに出てきた人々がかなりいっぱい出てくるので、どんな人だったか思い出すのに難儀しました。クラッシュ・ブレイズは相変わらずの宇宙を舞台にした爽快チャンバラストーリーで気持ちよく(今回のストーリーはちょっとどろどろでしたが)読み終わりました。
ネコソギラジカル (上) 十三階段 ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻

あとは推理小説とか、これまで紹介した作者の関連作がおおかったですね。
「花の下にて春死なむ」はメインディッシュの作者北森氏のビアバーを舞台にした連作で、ちょっと暗めのストーリーですが、おいしそうなビールといかにも酒に合いそうなつまみが食欲をそそります。銀河ヒッチハイクガイドは「宇宙の果てのレストラン」の前篇で、月夜の晩に火事がいては「みみずくとオリーブ」の芦原すなお氏の長編推理。みみずくのシリーズとは違う設定ですが、主人公が八王子に住んでいて、田舎(四国)に帰るというところは一緒。おいしそうな食べ物の描写があるのも一緒ですが、短編の軽妙さを期待するとちょっと重たすぎるように感じるかもしれません。
花の下にて春死なむ 銀河ヒッチハイク・ガイド 月夜の晩に火事がいて

あとは現在引っ越しを計画中なので、インテリア関係?の本などをちらちらと。この本はなかなか楽しかったです。
独り暮らしをつくる100―YOUR OWN DOORS

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2005年11月30日 17:08に投稿されたエントリーのページです。

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