この映画に出てくる料理のレシピがついているというなかなか豪華なDVDでした。入っているレシピは7つ。映画の中での重要性とは必ずしもリンクしていないのですが、どれも人気レストランの華麗なメニューといった感じです。どうやら本日のスペシャル7種類を紹介しているようです。
本日のスペシャル7種レシピ付き
1.Manicoretti alla Crema di Funghi (マニコレッティ・マッシュルーム・クリーム風)
レストランの開店準備で、本日のスペシャルメニューをなれないウェイターが読み上げる。見た目もイタリア系でない新人はクレーマをクリーマと発音して、古株のマルティに変な風に発音しないで頂戴と怒られる。マニコレッティって何なのか良くわからないのですが、レシピを見る限りパスタの一種のようなつかわれ方をしています。3種類のチーズを使ったクリームソースのパスタで、ラザニアのように生地をゆでたあと具をはさんでオーブンで焼いています。
2.Panelle (パネッレ)
ヒヨコマメのパンケーキにきのことヤギのチーズを乗っけたもの。
3.Tonno alla Rovere (トンノ・アラ・ロヴェレ)
キハダマグロをマリネして、衣をつけて焼いたもの。
4.Vitello (仔牛)
仔牛の腰肉のステーキ。スーシェフのダンカンはギャンブルの借金取立てに来たギャングにステーキを焼く。いっそのこと…と毒入りのものを作るが途中で思い直し作り直すことに。割と凝った料理の中で、比較的シンプルな料理。なかなかおいしそう。
5.Pere, Robiola and Speck (洋ナシ、ラビオラチーズとベーコンの盛り合わせ)
6.Fusilli con Melanzane (茄子のフジッリパスタ)
7.Galleto (雄鶏のロースト)
以上がレシピが載っているメニュー。それ以外にもいくつかおいしそうなものが。
オーナーたちの昼ごはん
オープニングではいかにもイタリアのスタンダードな料理という感じのミートソース系筒型パスタがでてきます。かなりおいしそう。このパスタをメインにやはりマカロニが入ったサラダ、パンなどをつつきながらオーナーであるルイスと相棒のエンリコが最近のギャングの動向について話し合っている。その話の合間には忙しい厨房の風景が入り、なかななかおしいしそうなオープニングになっています。
ダンカンが作るルイスのためのソーセージいため
トラディショナルなぐるぐる巻きになったソーセージをぶつ切りにして、野菜といためるシンプルなお料理。いいにおいがしそうで、実はこれが一番おいしそう。シェフのウードはこの古臭い料理をきらって、「うちではソーセージは禁止だ」といってますが。
評論家のために作る一皿
彼女のご注文は「バター抜き、シーフードで、パスタで遊んで頂戴」。その結果がゆでたロブスターとあげたパスタ、味付けはバニラビーンズと、エシャロットとライム。シャンパンベースのクリームソースがかかります。上からわさびといくら、とびこ、チャイブをちらして完成。料理の名前は「ロブスターとエビのシャンパンソースバニラ風味」だそうです。この料理が一番この作品では目玉のようで、見た目にもきれいなアレンジになっています。(↓DVDの写真の右下の料理です)。
とこんな感じで結構凝ったものがいっぱい出てくるけれど、私の食べてみたいのはどちらかというとシンプルなもの。あのぐるぐる巻きのソーセージは機会があったら是非食べてみたいなあ。イギリスにもおんなじ形のがあるけど、絶対味が違うと思うので。
コメント (2)
konamaさんの感想を読んだ限りでは、「オーナーたちの昼ごはん」彼らの「まかない食」って事になるのかな?それにかなり惹かれますな~。
「ロブスターとエビのシャンパンソースバニラ風味」・・一体どんな味なんだろう??
ねえ、食材の紹介の写真。
左から三番目のやつ・・大きくしてみたら、ちょっとギョっとしました(笑)
投稿者: たらり子 | 2005年08月11日 17:58
日時: 2005年08月11日 17:58
まかないっていうかね、オーナーはいつも店の奥の席で食事していて、店の様子を見ているという感じ。オーナーは伝統的な食事を好むのでメニューにない料理を特別に作ってもらっているわけです。
鶏はたしかに一瞬ぎょっとしますね。最初は大きい画像で貼ってたんだけど、ちょっと絵的にいただけなかったので、小さい画像にしました
投稿者: konama | 2005年08月11日 20:54
日時: 2005年08月11日 20:54