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酒中日記 (吉行淳之介 編)

syutyuu.jpgTitle: 酒中日記 (中公文庫)
Editor: 吉行淳之介 
Category: エッセイ
Contents: 主として文壇のお歴々のいつどこでだれと飲んだか日記

Commnet: だいたい昭和40年代に連載された、文壇の有名人たちによる酒飲み日記。各人の文章はほんの数ページで、お互いに関連する話になっている場合もある。作家同士の交流や、祝い酒、接待酒などなどさまざまな場面での覚え書きのようなエッセイが続く。生島治郎氏の夕食の献立を聞いて回る話や氏自身の直木賞受賞の晩の話など、なかなか面白い。雰囲気として百閒先生の日記みたいですが、気がつくとひたすら銀座のバーのはしごやらホステスさんのはなしやらそんなのばっかりなので少し飽きてくる。しかし皆さんの飲んでいるお酒が意外と偏っているのには驚く。基本的に洋酒の水割りなんですね。ポートやマディラなども出てきますが、「夜中飲み明かした」ってあんなもの大量に飲むものじゃないと思うんだけど。まあ風変わりで話の種にってことなんでしょうけどね。

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コメント (3)

たらり子:

ふふ、また面白そうな本のご紹介を・・。
連休明けくらいに注文しようかな~、さっきアマゾン見たらすぐ発送可能だったけど、留守してそうだし。

昭和40年代の話か~、私はしっかり物心がついている時なので父の事を思い出すかな(←飲兵衛)
うん、なんかその当時って外で飲む酒は洋酒ってイメージを私も持っているなぁ。

ポートとかマディラを「夜中飲み明かした」って・・・スゴイ!!
聞いただけで二日酔いになりそうよ。。

たらり子:

すみません、今の時間ですと、私はかなり出来上がっていますのでつけたしです。
Contentsにある、「いつどこで誰と飲んだ」・・コレって重要!!
酒の味は色々な条件によって感じ方が違うので(多分・・)

って思わない?!

確かにいつ誰と呑んだっていうのが大事だね。誰とというのがまあ大事なんだけど、いつというのもなかなかポイントですよね。「暑いとき」とかからはじまって「お祝いに」とか「なんとなく」とかいろいろね。まあ何かにつけて呑むってことだあね。

しかしあんなに甘い酒をづっと飲んでいたら、絶対悪酔いすると思う。

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2005年04月28日 08:26に投稿されたエントリーのページです。

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