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2004 Lisbon Day 3-8 (ロカ岬)

 
ロカ岬は遠かった
ロカ岬はユーラシア大陸の西端。当然そんなところまで電車があるわけもなく、シントラの駅前からバスに乗ります。しかし、これがものすごい山坂。ものすごい坂の上り下りに加えて、かなり荒っぽい運転。前の方で白人の女性が黒人の女性を怒鳴りつけているので、なにが起きたのかと思ったら、気持ち悪くなって吐いてしまったらしい。異臭もするし、大変だなあと思っていたらとなりから「ビニール袋持ってない?」の声。一緒にいた中国人の彼女も気分が悪くなっていたんですね。私本人は山坂がすごいとはいえ、その分うねうねとした畑や牧草地が見えるわけで、そろそろ海が見えるかなあなどとのんびりしていたので、かなりびっくりしました。しょうがないので本を買ったときの袋をあげて、背中をさすり、予備のミネラルウォータをあげてともう大変。きっと学会が終わってほっとして、旅の疲れが出たときでもあったのでしょう。そんな感じで重症患者続出のバスでしたが、なんとかロカ岬に到着。彼女はトイレに直行。私は一息ついたのでした。

当たり前だけどセブンシスターズみたいでした
さて、到着したロカ岬。何もないところなので、180度(感じとしては270度くらいか)海で、崖っぷちです。当たり前ですが対岸のイギリスのセブンシスターズ(イギリス南部の海岸で白い岩肌の絶壁が並んでいる有名な海岸)と同じ雰囲気。日本だと隠岐とかそんな感じかな。海を見下ろす位置までいくと東尋坊みたいですけどね。せっかく来たので、「ユーラシア大陸西端到達証明書」と購入。ちょっと楽しかったがその中国人のお姉ちゃんにはあきれられた。それぞれうろうろと見て回ったあと、リスボン行きの電車の出ている他の海辺の街までバスででて、リスボンまで戻ることにする。が、次のバスは45分後。やっぱりいずこもバスはなかなか不便です。またバスは大変なことになるのではと心配したのですが、彼女は疲れが出たらしくねてしまったので、ある意味良かったかなと。

 
海は広いか小さいか?
でその名前はわすれちゃった海辺の街へ到着。地元の人に道を聞きまくって(わかりずらかった)ようやくたどりついた海岸が左。みんなものすごい勢いで飛び込んだり大騒ぎでした。しかし連れの一言はさすが中国人。「すっごーい小さいね。なんでこんなに人が集まってるんだろう、こんな小さなビーチなのに?さぎだよね~」でした。ははは。まあそんなわけで早めにリスボンに帰還。途中電車ではお互い仕事と家事のはなしなどマジ話で盛り上がった。そしてリスボンに到着。お互い連絡先を交換しあって別れました。彼女のおかげでなかなか楽しい一日でしたよ。

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2004年07月13日 23:46に投稿されたエントリーのページです。

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