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2004 Lisbon Day 3-8 (シントラ)

 
学会の最終日、午前の見たかったセッションの後、残りはパスしてリスボンの北にあるシントラへやってきました。リスボンから列車で45分くらい。結構普通の住宅街を抜けてしばらくいくとシントラにつきます。最初の2枚は列車の中とシントラの駅についたところ。一人旅なので写真はなんだかわびしいですが、とてもきれいな街ですし、てっちゃんの本人はかなりわくわくしています。3枚目はムーアの城壁にむかう森の中の道。リスボンのカンカンでりから久しぶりに解放されて、とても気持ちの良い遊歩道でした。

 
ムーアの城壁はこんな感じ。城壁の上を歩けるようになっていて、本当に絶景です。今回の旅行で最も感動した風景ですね。結構足場は悪いし、坂もきついので息が上がるのですが、この景色にはかえられません。ひとりでにんまりと景色を眺めたのち、相方も一緒に来られたら良かったのになあと思ったのでした。 その後、ノイシュバンシュタインを作ったルートビヒのいとこが作ったというベーナ宮へ。これがなんかすごい建物でした。

 
というわけで、こんな感じ。はっきり言っていろんな様式が混じりまくっていて、奇妙というのが第1印象。タイルみたいな壁はきれいだったけど、中の展示もまあふつうのお城という感じ。展望はすばらしいけど、ムーアの城壁の方がよかったな。もちろん山のてっぺんにあるわけですが、門からバス(有料!)にのって建物まで往復するようになってました。そこでなぜか大量の日本人のおばちゃんの団体に遭遇。ものすごい勢いでしゃべり倒していたので、話しかけられるのが怖くなって(というのもここ数日日本語話してないし)土産物屋などを避けてバスを待つことにする。木陰以外はやはり暑いので、またアイスピーチティをのみながらバス停にいると、突然英語で話しかけられた…

ふりむくと中国人のお姉ちゃんが立っている。??と思っていると彼女の一言目は「あの、学会にいましたよね?」。あの3000人くらいいた学会でそんなこと言われるとは思わなかった。が、確かにアジア系の女の人が一人でプレゼンしているっていうのはそんなにいなかったかもなあ。全然知らない人なんだが彼女も一人でシントラを見て回っているらしく、とりあえずシントラの駅前で一緒にお昼を食べることにする。彼女は香港人なんだが北京大学の大学院生らしく、ヨーロッパは初めてなので1月かけて学会後も一人でまわって歩く予定だそうだ。一通りの自己紹介をお互いにした後、中国人といつもする最初の話、漢字で自分の名前を書いたり、筆談してみたりする、を交わす。シントラの後どうしようかと思っていたが結局彼女とともに「ユーラシア大陸の西端」ロカ岬に行くことにする。そこでまた大変だったのだけど、その話はまた次回。

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2004年07月12日 22:44に投稿されたエントリーのページです。

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