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2004 Lisbon Day 2

一人旅はやっぱり大変
ホテルの時計のアラームを使ってなんとか5時起床。我ながら時差ぼけ状態で良く起きたなあと思う。が、これからが大変。なんとかタクシーにのってヒースローに戻ったものの、チェックインカウンターが分からん。ヒースロー空港ではBAはターミナル4でいろいろ不便だったんだが、最近ターミナル1になっていろいろ便利になった。昨日もやっぱり楽だなあと思っていたくらいだ。しかし、BAの山ほどある国際便がすべて同じターミナルでチェックインすることになったらしく、大行列。どうやら2種類のチェックインしかないようなのだが、行き先によって異なるらしい。見ている間に行列はどんどん伸びている。2時間前ぎりぎりに着たのに、これ以上迷っていると乗れなくなる!しょうがないので、制服を着たおじさんに聞いて(これも聞くまで10人くらい待った)ようやく列を発見しなんとかチェックインへ。しかししょっていたポスターはサイズオーバーということで別の場所に行くように指示される(またこの場所がよくわからん)。はあ、それでもなんとか時間に間に合って搭乗。一人旅だと荷物をみていてもらって(列にならんでもらって)聞きに行くとか出来ないので、やはり不便だなあと実感したのでした。

リスボンに着いたけど眠すぎて
ようやく到着。リスボン空港はやたら明るいガラス張りの建物。そういう意味ではフランクフルトとかといっしょなんだが、空の色のせいかラテンな感じのする景色だった。学会のプログラムによれば街にでるにはバスがおすすめらしい。しかし心配になって(ここがまた一人旅だよなあ)インフォメーションに一応聞いてみる。すると案内の人は一言「ああ、これはタクシーでいかないと駄目」。そんな面どうなところに宿を取ってしまったのか…街の中心まで1ブロックって書いてあったのに…、とブツブツ頭の中を文句が駆けめぐりつつも、またタクシー待ちの行列に並ぶ。ようやくやってきたタクシーに乗ると運転手さんは英語は片言。まあ大丈夫だろうと思ったんだが、結構ぼられた。しかしこの時点で時差ぼけのピークに達していた私には怒ったり交渉したりする元気はかけらもなく、とっととホテルに入る方を選んだのでした。

このホテルは大丈夫なんだろうか
朝に到着したにもかかわらず無事チェックインできてほっとしたのだが、また色々不安になってきた。というのも廊下が真っ暗なのだ。ホテルの中だから日など差さないのは仕方がないとして(廊下に窓が内からね)、照明がよく図書館にあるような、時限つき照明なのだ。つまりセンサーが働いて一歩踏み出すと薄くらーい明かりがつくのだが、鍵をだそうとまごまごしているうちにすぐ消えてしまう。おまけに日本人としても身長の低い私は当然ポルトガルのホテルが想定しているお客さんの身長よりも低いわけで、センサーがなかなか反応してくれない。そとはものすごい勢いの青空なのに、家の中は薄暗い不思議な世界でありました。部屋はまあ普通で、ベットから天井にぶら下げてあるTVが見られるっていうありがちなビジネスホテル仕様なのだが、問題は非常口。私の部屋には非常階段がついているのはいいのだが、普通のサッシのガラス戸がついていて、鍵なし。これは防犯上どうなのよ。とりあえず外側には取っ手がないので、大丈夫ってことなんでしょうがかなり不安。おまけに隣の建物もちかくて、よく見ればおばちゃんが着替えていたりするのが丸見え。宿代けちったつもりはなかったんだけどなあ。

なんだかコンパクトな街かも
学会は明日からなので、ちょっと観光でもするかと街へ繰り出す。この街の交通手段は地下鉄、バス、ケーブルカー(有名なやつね)なんだが、とりあえずてくてく歩いてみる。すると結構すぐ川縁に出てしまうじゃないですか。街の中心はすり鉢状になっていて、端に行くためにはすごい登りかケーブルカーに乗るわけだけれど、真ん中を歩く分には平坦で結構小さな街でした。川べりのオープンカフェみたいなところで、トマトとモツァレラチーズ、バジルのバゲットをたべ、ローカルのビールでお昼にした。しかし日光がかなり強烈。たまに目がいたくなるほどなので、観光より前にサングラスを購入。より怪しい観光客になる。で、一応街を一望するのが基本かなと思い、街の中心部にある観光名所エレベーターにトライ。大行列だったが、2回目で乗れた。で、上からの景色がこんな感じ。絵になるよなあとしばし見入る。いーかげん足が石畳にやられたのでてっぺんにあるカフェでコーラを飲んで休む。なにやら新婚さんらしき日本人カップル(おそろいのポロシャツきてたので)がいたが、妙に哀れみを含んだ表情でこちらを見るのがなんだか嫌だった。女独りで旅行するさみしいやつだと思われたのか何なのか。じろじろ見るくらいなら挨拶でもすればいいのに。

一応お仕事
夕方は学会のウェルカムセレモニーがあったので、一応いってみる。なにやらリスボン市としては一大イベントなのか、市長だかなんだかの挨拶やらオペラ歌手の熱唱などがあった(しかし国際会議場はコンサート会場としては最低な音響なので、いいんだかわるいんだかわからなかった)。さすがに眠くなってきたのでこの日は早めに帰って睡眠。

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2004年07月09日 17:59に投稿されたエントリーのページです。

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