« 定期購読者のいない雑誌 | メイン | Netsky.D »

郷にいれば郷にしたがえ?

研究者人生双六講義新しい仕事を始めてそろそろ半月。早いねえ。これまでは前任者からの引き継ぎの実験や書類仕事、健康診断などが主な仕事だったわけですが、今日はそろそろ本来の自分の仕事を始めるべく行動を開始したのでした。もちろん自分の研究計画を建てていた半月でもあるのですが、実際に使える道具や施設、場所の確認をはじめたわけです。今月中にやりたかった事は大学の実習なんかでやる程度の材料があればいいものだったのですが、先輩に聞いてみると「あ、それぞれがそれぞれの研究費でやることになっているから自分で買ってください」。え?ってことはビーカーや試薬から買いそろえろってこと???と驚いていた私の目にとまったものは『名前シールがはってあるビーカー』でした。よく見るといろんなところに貼ってある。個人の名前が貼ってあるビーカーやメスシリンダーなんて初めて見たよ!これまで大学以来4つほど研究室を渡り歩いてきましたが、これは初めてだ。幸い基本的な薬品(塩とか砂糖とか)は共有のものを発見したので(とても安心した)、必要品をカタログを見ながらリストアップしてみたのですが、ものすごいお値段。まあ将来自分の研究室を経営するのに良い修行だと思うんだけど、このままいくとそれこそワンカップ大関ビーカーを使用の危機も。今月はいろんな意味で”準備”の月になりそうです。

上の本。アマゾンをうろうろしていて「なんじゃこのタイトルは」と目についたのですが、知り合いの先生の著作でした。中身は大した本らしいですよ。ホントに。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://everything.chips.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/160

コメント (2)

たらり子:

ひ~~、ワンカップ大関ビーカー!!妙に郷愁を誘うこの響き。

厚くていいじゃん?

なんかニヤついてしまった、ゴメン(笑)

仕事中におもむろにワンカップを飲み干して、名前シールを貼るっていうのは…。名前の付いてるワンカップもある意味怖いしなあ。

今日はこういうときにもテプラ使うのね
というのが感想でした。

コメントを投稿

About

2004年03月16日 23:01に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「定期購読者のいない雑誌」です。

次の投稿は「Netsky.D」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。