Title: 25時
Author: デイヴィッド・ベニオフ
Category: 青春
Story: ヤクの売人だったモンティが過ごす、刑務所に入所する前日のお話。学校時代の親友、彼女、仲間とお別れパーティをする。モンティの心の動きとその決断は…?
Comment: 本の帯によると、スパイク・リー監督、エドワード・ノートン主演で映画化されたようです。日本公開は来春。
難しいですね。こういう話は。俗に言う青春ストーリーとか男の友情っていうのはよく分かりません。ただ、この文庫の訳者による解説は「男の友情!」って感じで書いてあります。読んだ感じでは男の友情ってかんじはしなかったですけど、少なくとも私は。
最初のうちは、3人(モンティとその友人2人)のまわりの話からはいるので、いつその話がくっつくのかしばらくよめなくて、ちょっといらいらした。よんでいてあきなかったし、一直線のストーリーである。主人公は魅力的な人物だけど、ちょっと漫画っぽい印象。だからこそ、このストーリーなんだろうけど。この話をどういう風に映画にしたのかちょっと興味がありますね。3人それぞれの話をより印象的にくみ上げていくといい話かもしれない。
★★★☆☆