Dir: Lasse Hallstrom Cast: Tobey Maguire, Charlize Theron, Michael Caine
映画「スパイダーマン」をみて、トビー・マグワイヤの作品が見たくなって、借りてきました。いやあ、感動しました。とっても丁寧なストーリー展開と映像でよかったです。最近よくある「お涙ちょうだい」系の感動(しなくてはならない)映画にはちょっと辟易していますが、この映画はそういうところがなくてよかった。
孤児のホーマーが初めて孤児院の外の世界に出て行き、様々な経験を重ねて成長していくお話。ホーマーが恋するシャーリーズ・セロン演じる女性は、なんとなく納得いかなかった。もちろんひとによっては違うんだろうけど。主役に感情移入してみるほうでもないのですが、時たま登場する女性の行動に納得行かず、首をひねったりいらいらすることがあります。トビー・マグワイヤは、わざとらしくなくてよかった。こういう役ばっかりやっているような気がしますが。マイケル・ケインは昔気質のお医者さんをやっていて、あの怪しい雰囲気は今回はうまい方向にいったようです。
しかしなんで邦題でサイダーハウスルールと、ズを抜いたんでしょうね?よくわかりません。原作を読んでみたくなりましたが、きっとこんなシンプルなストーリーではないんだろうなあ。そのうち読んでみます。