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Geneva 2008 Day 3-4

意外となんとかなるもんだ
3日目は聞きたいトークも多かったし、留学中の恩師の発表もあったので、一日がっちりお仕事。朝とりあえず会場で恩師を捕まえて久々にお話。仕事半分近況半分で久しぶりに長々話せてよかった。日本人の友人にばったり会ったり、人に紹介されたりで今日はなにやら人と話す日らしい。発表について打ち合わせをした後、恩師とは夕食を食べる約束をしてわかれ、後は一日学会をうろつく。最後のトークの後街にでて、チーズフォンデューをいただく。かなり美味しかった~。けど、このときはわざわざ写真を撮る暇もなく、すっかり話し込んでいたので、残念ながら絵はなし。旅行中もう一度フォンデューを食べる機会があったけど、この適当にはいったカフェのオープンテラスで食べたやつが美味しかった。白ワインもかなりさっぱりした口当たりで、日の長いサマータイムに外で食べる夕飯にはよかったです。
でもって、少し心配してたのが英語。日本にいるとやはりさび付いているからなあと思ってたのですが、英語の問題というよりは、話すことが色々あるということなのか、むしろスムーズ。もちろん単語の度忘れなんてよくあるわけだけど、一日中しゃべって楽しかったので、問題なかったかな。ジュネーブの街はフランス語が主なので、英語が苦手なお店に当たると結構大変ですが、この日は恩師がフランス語しゃべるので問題なし。身振り手振りで奮戦するのも楽しいですが、スムーズなディナーというのも悪くないものです。

Day 4: ジュネーブといえばやっぱここ
翌日は午前中を中心に学会を見てまわり、何人かの知人にも再会。一応毎回「で、発表は何日目?」というのが挨拶ではあるんだけど、あいにくと私のは最終日。大半の知人に「あ~、ごめんその日はもう帰っちゃってるわ」というごあいさつを受け、そのたびに発表の概略だけ説明。以前の研究とかなり毛色がちがうからみんなかなり「???」。まあしょうがないよなあと思いつつ、ちょっと最近の仕事の方向性に疑問を感じてみたりする。
気を取り直して、会場の近くにある国連の本部(メインはニューヨークだけど)を見学に。なんとなくジュネーブっていえば国連だよねってイメージがあったので、何の気なしに行ってみることにしたのだけれど、場所が場所だけになんだかすごいセキュリティ。必ず見学ツアーに参加しないと見られないし、武装した兄ちゃんにパスポートをがっちりチェックされた上、顔写真までとられて、説明書きには「ツアーが終わったら速やかに退出すること」。まあ面白かったんだけど、なんかちょっと「エリートくささ」が鼻につくところでもあったかな。国連に加盟する際に新加盟国はプレゼントを国連に贈るのが慣習のようで、美術品やら芸術品がそこここにおいてある(貢物風)。

国境横断その1
意外と疲れた国連の見学を終えて、もうすこしわかりやすく楽しいところに行きたい→ここでしか見られないような景色が見たい→やはり高いところへ行こう!といつものパタンですが、サレーブ山に行ってみることに。ジュネーブの町からも見える、白い岩肌の山で、ここにはロープウェイで展望台まで上がれるらしい。街中からバスで20分ほどのようなのですが(実際には結構バス停からロープウェイの駅までかかったけど)じつはフランス領。バス停はスイス領で歩いて国境を渡って、山を目指すらしい。パスポートをわすれずにとあるガイドブックのアドバイスに、ふむふむとうなずきバスで国境の町へ。サレーブという標識をたどって歩いていくと、なんか料金所みたいなところに差し掛かる。「これが国境なんじゃない?」「いーのかなあそのままとおって」っていってるうちにフランスに入っちゃいました。だって誰もいなかったし。結構あっけないなあと思っていたのですが、フランスに入ったことを思い知らされる事実が…。標識が突然フランス語オンリーになっちゃった。さっきまでは英語併記だったのに(泣)。なんとかロープウェイ駅までたどり着いた時、あ、財布の中身がスイスフランだということに気づいた(あちゃー)。ちょっとしかないユーロでチケットが買えるかしらと不安を感じたけど、ちゃんとスイスフランも使えた。窓口のおっちゃんも英語が達者でよかった。と短い時間に色々盛り上がりつつも山頂へ。ここはほんとに良かった。眼下にレマン湖がバーンと広がってスイスの山並みが見え、すばらしい眺望でした。どうやらパラグライダーの名所のようで、目の前でたくさんの人が飛び立っていくのを見ているのはなかなか飽きないものです。展望台の売店のご夫婦は英語は通じなかったけど、なにやら色々やりとりしてクロックムッシュを作ってくれた。これもチーズが美味しくて、パクパクたべてしまいました。ジュネーブでいった中ではここが一番楽しかった場所でした。ガイドブックではほんとに端っこにしか乗ってないけど(だからか、日本人の観光客には会わなかった)、また訪れてみたいところになりました。

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2008年08月05日 23:31に投稿されたエントリーのページです。

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