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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年ものんびり映画と本のお話を中心にぼそぼそとつぶやいていきたいと思っております。
去年はほんとに映画見る暇なかった！というわけで、
今年はもう少しだけたくさん映画を見たいなあと思っています。
１月公開の注目映画は
ジョニーデップ＆ティムバートンの
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 (1/19)
まいどおなじみローアンアトキンソンの
「Mr.ビーン カンヌで大迷惑」 (1/19)
ですかねえ。映画版のMr.ビーンはわかりやすくあほ過ぎるので、TV版の方が好きなのですが、それでも映画になるならやっぱり見に行ってしまいそうです。
実はMr.ビーンの愛用しているこげ茶のテディベアがほしいのですが（うちのソファのカバーの色がやたら似ているから、というあほな理由）、前回の映画が流行っていたときに買いそびれてしまったので、また売らないかしらとひそかに思っているところです。
Category: 短編連作推理
Story: 「香菜里屋」シリーズ最終巻。三軒茶屋のビアバー「香菜里屋」のマスターはいつも絶妙のツマミと謎解きをくれる安楽椅子探偵。今回は香菜里屋にまつわる謎で、シリーズを締めくくる。
Comment: 終わっちゃいましたよ。このシリーズ大好きだったのに。
今回はこれまでに登場した常連さんのその後を絡めた短編と、香菜里屋の工藤マスターの常ならぬ言動にまつわる最終話で、北森作品のほかの登場人物、蓮杖先生やら旗師やら骨董ややら、続々登場。もともとそれらの作品でも登場する香菜里屋でしたから、彼らの登場は変ではないのだけど、ちょっとそれぞれのエピソードやせりふが短すぎてもったいない感じ（手塚治の海底超特急マリン・エクスプレスをみる気分）でした。
正直言って、この最終巻はこれまでのに比べてよいかといわれると、否だと思う。ただ、続けて読んできたファンに、ご褒美という感じでしょうか、楽しかったです。ちょっと気になるのは今回の本では味の間違いがキィになる話がいくつかあるので、美味しいものを楽しみに読んでいる身としてはちょっと哀しい。いつものように味覚の想像力をたくましくしているとちょっとつらい話もあるし。
また北森鴻氏の他の作品で、ひそやかに登場してくれるといいなあと思います。とりあえず、常連さんの昔話のためにまた前の巻花の下にて春死なむ (講談社文庫)、桜宵 (講談社文庫)、螢坂 (講談社文庫)を読み直そうかな。
めずらしく手芸の本なんて紹介してますが、この冬はむしょうに編み物がしたくなって、自分用の帽子を編んでました。前回の自分的編み物ブームの時は、この作家さんの前の本が出たときで、棒針でモチーフつなぎができる（かぎ針はできるけど、あんまり得意じゃないのです。左利きのせいか、なんか本をみながらやっても肩こるんだよね）のと、編んだものを洗濯機で洗ってフェルト化するのが楽しくて、いろいろ作ったものです。↓この本。
で、今回も袋編みというのが結構つぼにはまって、楽しく帽子をあんでたわけです。途中激しく目を落として、一回編みなおしもあり、ようやく完成！と思ったのですが、ちょっと小さい。？？？めずらしくちゃんとゲージを確認しながら編んだのに（涙）。あらためて確認してもサイズはあってる。。。あ、最後の伏せ止めを固く編んだんだ。セーターとか伸びるのがいやで、裾とかそで口とかがっちり編む癖がついてて、つい最後のゴム編みととめをきっちりやっちまったのね。最後のとこだけ編みなおせばいいんでしょうけど、今ヒジョーにがっかりしてて立ち直れません。はあ。ようやく私の髪型がすっぽり入る（リアルkonamaをご存じのかたはわかるとおもいますが、いつもまとめ髪なので）帽子が編めたはずなのに。
なんとなく、鼻歌を歌いながら自慢げに何かを完成させてかぶってみたらサイズが全然違ってあせるMr.ビーンになった気分。実は昨日もうひとつ間抜けなことをやったので、なおさらねえ。いろいろ不安な年明けであります。
そうそう、上の本ですが、袋編み以外にも、棒針で編むリリアン編みとかかなり楽しめました。
でかいものを編む時間はないので、こういうちょっとした編み物本は楽しみです。