しばらく前のエントリーで、たらり子さんにいくつか個人的オススメ本を紹介したのですが、その後いくつか、そういえばこの本もいいよなあと思いついたので追加編。
結構有名な作品も多いので、そんなのとっくに読んだよと言われそうですけど。
ちなみにたらり子さんの年明け読書計画の話はこちらで→開けてはいけない箱
大学生くらいの時に読んで、ものすごいびっくりした本。3部作なので、読むならふたりの証拠と第三の嘘を続けて読んで頂きたいのですが、他に同じ系統の話を読んだことがなかったので、とても”してやられた”感を感じた本でした。最初に読んだときはハードカバーでしたが、今や文庫もあるようなので是非おすすめ。
岩波書店 (2001/01)
売り上げランキング: 14,353
モモやはてしない物語(ネバーエンディング・ストーリー)でおなじみのミヒャエル・エンデですが、私の一番好きなお話はこれです。これはファンタジー色が強いのでたらり子さんにはあわないかもしれませんが、タイトルのとおりめぐりめぐってお話がもどってくるストーリー(モモが大丈夫なら問題ないと思うけど)。全然関係ないけど、このお話をよむとリヒャルト・シュトラウスのメタモルフォーゼンっていう曲を連想します。最初にテーマがあって、色々変奏したのち元にもどってくる構造のせいでしょうかね。
東京創元社 (1996/10)
売り上げランキング: 81,432
また思いついたら書きますね。
コメント (2)
TBありがとうございました!
またまた面白そうな本の紹介をありがとう。
お察しのように二番目のタイプは苦手かも?だけど後の二つは面白そうです。
私ね、外国の作家の本って何か苦手で殆ど読んだ事ないのよ(子供の時のい世界名作集とかそんなの位しか・・)音楽だと言葉が分らなくても全然平気なんだけどね~。
よい機会なのでチャレンジしてみますね。
投稿者: たらり子 | 2005年12月27日 19:49
日時: 2005年12月27日 19:49
そうだね~。ファンタジー系は好みがあるからなあ。そういう意味ではわりとほわほわとしてないお話なんですけどね。
今回紹介した本はかなりこなれた訳なので、そんなに違和感なくよめると思います。悪童日記は実は最初のところは読みにくいと思いますが、それには理由があるので…。
また時間のあるときにでもどうぞ~。
投稿者: konama | 2005年12月27日 23:38
日時: 2005年12月27日 23:38