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Original title: Serendipity
Dir: ピーター・チェルソム
Cast: ジョン・キューザック,ケイト・ベッキンゼール
Story: クリスマスの5日前、ガールフレンドへのクリスマスプレゼントを探していたジョナサン(キューザック)はNYのデパート、ブルーミングデールズで黒の手袋をとろうとして、同時に手をのばしたサラ(ベッキンゼール)と出会う。近くの有名なカフェ、セレンディピティ(幸せな偶然)で楽しい時間を過ごす二人だったが、彼女は電話番号も、名字も教えてくれない。「本当に出会う運命ならば、ふたりは出会えるはず」と、ジョナサンの電話番号のかかれた5ドル札で、彼女は飴を買い、彼女の電話番号を書いた本は古本屋に売られる。それが手に戻ってきたら会いましょうと彼女は言うのだけれど…
Comment: クリスマスのニューヨークに、ジャズのボーカルをバックに始まるオープニングはロマンティックそのもの。なかなかいい感じではじまりますが、メグライアンの「めぐり逢えたら」みたいな話なので、「運命を感じる」ってところにどのくらい共感できるかってところに好き嫌いのポイントがかかっているのかもしれません。何かつづけて彼に関係するものをみて「サインだわ」と思うのも冷ややかに見てしまえば、「変な人」に見えますし、「本当に運命なら、逢える」とかいってなにも教えないでおいて、あとになって必死に探すのも「ちょっとわがままな人?」の様に感じることも少々有り。
ただ、インタビューの中でケイト・ベッキンゼールが言っているとおり「18歳なら運命の人を失っても焦らない、でも28歳になると『彼だったのかも』と」ということなんでしょうねえ。この時間の経過があまり役的には感じられなかったのがちょっと物足りないところかな。この俳優さん二人は私も好きな俳優さんなので、演技そのものや会話は楽しく見ていられます。あとはキューザック演じるジョナサンの「優しくてユーモアのある」男性像がちょっとつまんなかったかな。もう少し癖があってもおもしろかったと思うんだけど。
クリスマス映画なので、クリスマス関係の食べ物がでてこないかしらと思ってみていたのですが、あんまり食べ物は出てきません。印象的なのはカフェ、セレンディピティ3の名物らしい「フローズンホットチョコレート」を二人でつつくシーンでしょうか。すっごい甘そうなの。
ニューヨークロケ地ガイドさんに、セレンディピティ3のページを見つけました。
本物の写真は
本家セレンディピティ3のページ(インスタントミックスの通販もあります)
http://www.serendipity3.com/
か
オプラ・ウィンフリーのページ(レシピ付き)
を見てください。
そうそう、この映画クリスマスだし、雪のシーンが山盛りなのですが、とったのは7月なんだそうです。アイスリンクなんかもフェイクの氷を張っているらしい。
コメント (2)
この映画見てないけど題名の「セレンディピティ」に惹かれるものを感じます。
ジョン・キューザックってエドワード・ノートンに似てると思うのは私だけでしょうか?フフフ!
オプラ・ウィンフリーの作り方拝見したら、かき氷に「みぞれ」とかではなく、本格派ココアをかけるって感じになるのでしょうか。
想像の出来る味ですね。
konamaさんの映画と本のチョイスは、たらり子さんもおっしゃってましたけど、拝見したいもの満載です。
追って見よう!
投稿者: ぢょーぢ | 2005年12月24日 23:30
日時: 2005年12月24日 23:30
確かに、エドワード・ノートンと(特にこのころの)キューザックはよく似てますよね。
そうですねオプラの作り方を見る限りではチョコレートスムージーみたいなものかなと。でもアメリカのチョコレートスムージーに生クリーム山盛りって…舌がしびれそうに甘いよな~どう考えても。
映画や本はその日の気分で適当に選んでおります。必ずしもおすすめとは限らないんですが、気に入って頂ければうれしいです
投稿者: konama | 2005年12月25日 12:21
日時: 2005年12月25日 12:21