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液体窒素料理法

今日は都内に出かけるのに、何も手持ちの本がなかったので、キオスクでめずらしくBRUTUSを買った。

http://www.brutusonline.com/index.jsp

今号の特集はその名も「21世紀料理教室!」。
表紙にあるタイトルの一つに「ダニエル・ガルシアの液体窒素料理」・・・・??なんだそりゃ。
あまりに驚いたのでつい買ってしまった。で、中身を見てみると本当に液体窒素つかって料理をしている。最初に紹介しているレシピが「粒々マンゴー入りチョコレートスープ」。マンゴージュースを液体窒素に滴下することで、マンゴーの粒々を作っているわけ。そのほか本来なら凍らないものを凍らせることで、不思議な料理を作り出しています。おいしいのかね、これは。

その手の研究室のおつとめの方ならば簡単に材料が調達できるよなあ。しかし、やはり料理用の液体窒素が無い以上、直に食品を入れるのは抵抗があるなあ。普段仕事でつかっている用途を考えるとまた食品には使いにくいし。

なにより、取り扱いがやはり大変だよね。まあなれれば問題ないけれど、この特集をみて、あまり心得のない方が不用意に使ったりしないだろうか、ちょっとばかり気になりました。「危険度は天ぷらの油と変わらない」とおっしゃっていますが、間違っててをつっこんで指の先がおちたなどの伝説がどこの研究室にも伝わっていることを記しておきます。だって、バナナで釘が打てるどころの騒ぎじゃないのだ。大やけどです。

こんな人もいらっしゃいました。
http://www.exp.org/nitrogen/nitrogen.html

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コメント (2)

たらり子:

最初、タイトル見たときは、今回はSFのご紹介?って思ったよ。

「!!!!」ってんで早速本屋に走ってブルータスを購入。

いや~、びっくりだよ。

面白いけどコワイとも思った。
きゃ~、素手で、素手で。。ザルにあけちゃったりなんかして。

しかし、液体窒素って普通に買えるものなんだね、知らなかったよ。
でも、家庭での取り扱いは絶対に危険だと思うよね。

だけどすごい発想だよね、料理に使うとか。
(液体窒素っていったら私が真っ先に思うのは、牛やら豚やらのナニの冷凍でして・・。。。)

他のページはまだゆっくり読んでいないけど、日本酒や焼酎のサカナも載っていて得した気分。

konama:

私も最初見たときは「エイプリルフール??」と思ったよ。

料理法も電子レンジで打ち止めかと思いきや、そうきたかいって感じです。これはファストフードなんだろうか…。

他のページのつまみもなかなか面白かったよ。うちで作りたいと思うかどうかは別として斬新ではありました。どんぶりとか「た、食べにくそう…」っていうのがいっぱいあって笑ったし。

いや、よい子のみんなはまねしちゃ駄目よ。

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2005年05月11日 23:50に投稿されたエントリーのページです。

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