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ジーニアス・ラブ~永遠の愛 (レイ・チャールズ)

1.ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン / with ノラ・ジョーンズ
2.スウィート・ポテト・パイ / with ジェームス・テイラー
3.ユー・ドント・ノウ・ミー / with ダイアナ・クラール
4.悲しみのバラード / with エルトン・ジョン
5.フィーヴァー / with ナタリー・コール
6.ドゥー・アイ・エヴァー・クロス・ユア・マインド / with ボニー・レイット
7.楽しかったあの頃 / with ウィリー・ネルソン
8.ヘイ・ガール / with マイケル・マクドナルド
9.シニーズ・プレイヤー / with BBキング
10.ヘヴン・ヘルプ・アス・オール / with グラディス・ナイト
11.虹の彼方に / with ジョーニー・マティス
12.クレイジー・ラヴ / with ヴァン・モリソン
13.エリー・マイ・ラヴ ~ いとしのエリー / レイ・チャールズ (日本盤ボーナストラック)
(Amazon.co.jpから)

今更ですが、買ってしまいました。先日成田から一人でドライブして帰ってくるのに眠くなると困るなあと思って、空港のCD屋で購入。車の眠気覚ましに役立ったかどうかは別として、なかなか良かったですよ。レイ・チャールズは6/10(私の誕生日だし)に無くなったわけだけど、最期のCDがベスト版ではなくて、最新の録音だというのがなんかいいなあと思います。やっぱり聞き慣れたレイ・チャールズの声からは少し張りが無くなっているような気もするけれど、彼のいつもの”楽しそうな”歌い方がストレートに伝わってきて、ほんわかとします。

問題はみんなスタンダードナンバーだし、大物とのデュエットなのでみんな耳に親しんでいるものばかりのため、これが一番!っていうような耳に残り方はしないのでした。でも聞き込んでいけば定番になりそうな一枚ではあります。

で、問題はやっぱり最期の曲だと思うんですが、やっぱりCDとして順番に聞いていくとラストがそれかよ~っては思います。微妙に桑田っぽい歌いだし、なんだかちょっとずっこけます。が、聞いているとそういえばサントリーのCMだったよな…なんて思い出してきて、日本版ってものを作るとしたら確かにこれが一番それらしいものかもなと思えてきました。ライナーノーツはとても丁寧な作りで、全般的な解説の他に一曲ごとの解説とデュエットしたアーティストの言葉が日本語で載っていて、このライナーノーツのために日本語版を買う人がいてもいいかなと。それでもやっぱりラストがえりーまいらぶそーすぃ~っていうのが許せない方は迷わず輸入盤を購入しましょう。その方が安いですし、Over the rainbow と Crazy loveで感動的にしめられます。

ライナーノーツを読んでいてちょっと笑ったのがウィリー・ネルソンとIt was a very good year を歌う話に出てくる「もう今ならシナトラが好きと公言してもいいだろう」という言葉。この曲が一番いいかもしれない。

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コメント (2)

たらり子:

買おう買おうって思っているけどついつい後回しになって未だ聴いておりません。

私は日本盤を買うのはライナーノーツ目当てだよ、歌詞カードは日本語だろうが英語だろうが殆ど見ないし。

日本盤のボーナストラックって時々「何で??」ってのがあるよね。えり~♪は個人的にはまだ許容の範囲です。

私が一番気になっているのはボニー・レイットとのデュエットですね~。

konama:

今仕事しつつ聞いているのですが、お二人とも渋い声でいい感じです。カントリーブルースって分野になるのかな。しっとりとしたデュエットになっています。

耳でそんなに歌詞をおわないので、仕事中にかけておくのによいかも。

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2005年03月22日 22:22に投稿されたエントリーのページです。

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