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ブラウニー (ノッティンヒルの恋人)

10000ヒット企画第一弾は明日がバレンタインということもあって「ノッティンヒルの恋人」に出てくるチョコレートブラウニーにしました。

Scene:街角でジュースをかけてしまった縁でデートすることになった本屋の店主ウィル(ヒューグラント)と映画スターのアナ(ジュリアロバーツ)は、ウィルの妹のバースデーパーティに参加する。友人宅で和やかにテーブルを囲んだディナーの最期はデザートにチョコレートブラウニーの皿が回される。ホスト役のマックスはパーティゲームに残った最期の一個のブラウニーは”この中でいちばん惨めなやつにあげよう”といいだし、各自いかに自分が惨めか説明を始める。

Point:そういえばブラウニーを食べるシーンがあったよなと思ったのは「シネマスイーツ」にノッティンヒルの恋人にでてくるスイーツとしてブラウニーが載っていたからなんですが、この本に載っているブラウニーの写真は上にピンクのチョコレートがかかっていて、アザランがかかってたのです。上のようなシーンだし、自宅でつくるブラウニーにそんなことしないよなあと思って久しぶりに映画を見直しました。で、じっくりみたところやっぱり上になんにもかかってないし、普通のブラウニーにくらべてかなり濃い焦げ茶色。おまけにくるみのしろっぽい影も見えない。ということはビターチョコレートがベースでチョコレートの割合が高いし、ナッツは使っていないか白っぽく見えないナッツを使っているんだろうなあと予想。ロンドン住まいの弁護士さん夫婦のディナーだし、ここはイギリス人の大好きなピーカンナッツでいこうと決めました。というわけで、以下が制作記。

今回参考にしたレシピはCoffee & bites (Susie Theodorou)の"perfecet brownies"。ですが、より映画に近い感じをだすためと日本の材料で作るため、また型のちがいなんかもあって、かなりオリジナルです。

Ingredients:
(18x18cmくらいの天板用)
ビターチョコレート  180g 今回はリンツの85%ビターチョコを使用。
無塩バター 130g
薄力粉 30g
ベーキングパウダー 大さじ1/2
卵 2コ
三温糖 110g
ピーカンナッツ 100g

How to make:
1.オーブンを170℃にしておく
  型にオーブンペーパーをひいておく
2.チョコレートを小さく割ってバターと一緒に湯煎にしてとかす(溶けたら少しさましておく)
3.粉類は併せてふるう。ナッツは荒くくだいておく。
4.卵を泡立て砂糖を少しづつ加えて固く泡立てる
5.チョコレートと粉を4に少しづつ交互に混ぜ合わせる。ナッツを加える。
6.型に流し込み、35分~40分焼く。焦げそうになったらアルミ箔をかぶせる。
7.焼き上がったら型に入れたままさます。あら熱がとれたら切れ目を入れ、型から出す。

Tip:
全卵2コの泡立てはできれば電動の泡立て器を使った方が良い。角が立つぐらいがベスト。
崩れやすいのでさめてから切ってとりだすこと。
ピーカンナッツが見つからなければクルミで代用。

Comments:
かなり濃いチョコレートな上にビターなので、かなり大人な味に仕上がりました。粉がかなり少ないレシピのせいか、かなり軽い口当たりです。ピーカンナッツの軽い歯触があっています。ディナーの後ちょっと食べるのにちょうどいいし、コーヒーにぴったり(Coffee & bites のおすすめはミディアムローストのコスタリカコーヒー)。甘いのが好きな人にはものたりないかも。

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コメント (3)

たらり子:

おお~、美味しそうに仕上がりましたね!ピーカンナッツって何ぞや?ってググってしまいましたが。胡桃のアクが少ない感じなのね。

ブラウニーか~、しばらご無沙汰しておりました。

本日のバレンタイン、用意しておいたものが大失敗だったので挽回しないといけないたらり子ですので(上京するための旦那の機嫌悪くさせたらマズイ、チョコが大好きな人だから)ここはひとつブラウニーかな?お菓子の型も年末に捨てまくったけど天板は当たり前だがそのままだし。
ブラウニーって応用がききそうだよね~。

こんにちは。
ブラウニーといえば、大昔に買った「みなみさんのケーキノート」という本に、キャサリン・ヘップバーンのブラウニーというのが載ってました。
なぜ、キャサリン・ヘップバーンのなのかは忘れてしまったのですが、たしかとてもおいしかったように思います。興味があったら、ぜひ作ってみてください。

たらり子さん>
昨日つくったんですけど、今日たべたらよりしっとりしておいしかったです。ピーカンナッツはロースとしてある甘いやつを使いました。てでもぱりぱり割れる軽い感じです。是非お試しを。ピーカンパイとはこれを使ったパイで、聞いただけでごちそう気分です。大失敗ってなにしたの?

reitaroさん>みなみさんのケーキノートはもってないですけど、結構有名な本ですよね。機会があったら、是非なんでキャサリンヘップバーンなのか、見てみますね。普通のイギリスのブラウニーはもっとお砂糖と粉がいっぱいのねっちりしたのが多いんだけど、今回はカカオ率高めにしてみました。
普段料理の写真なんてとらないので、変な写真ばっかりになっちゃいました。reitaroさんのところの写真はいつもおいしそうなので、是非参考にさせて頂こうと思っております。

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2005年02月13日 23:43に投稿されたエントリーのページです。

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