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参考文献

ようやく怒涛の採点×800を終え、ビールを飲んでのびているkonamaです。

で、ここのところレポートを嫌というほど見ていて思ったこと幾つか。

1. コピペ?
まったく、句読点まで一緒の結論がいっぱい。せめて、自分の言葉にしてほしい。先生はどの本を読んだかくらいはお見通しだ。

2. 参考文献その1
なんで、みんな最初に広辞苑を引くんだろう?

3.参考文献その2
文中の引用が最後のリストにのってないぞ。

4.参考文献その3
インターネットでちゃちゃっと調べる人が多いなあ。誰が書いてるかちゃんとチェックしてね。

5.参考文献その4
参考文献:2ちゃんねる
↑おいおい

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コメント (4)

たらり子:

お疲れさまでした~さぞやビールが美味しいでしょう。私も、今、真似してビールよ。

1~4まで、ふんふん。。と読みましたが・・いや、割と普通にありそうだと思うのでね。

しかし・・5は。
ホントなの?学生が「参考文献、2ちゃんねる」って書いていたの?
びっくり、まじぃ~?

konama:

これはまじです。

そうじゃなきゃ、なかなか思いつかないよこんなこと。私の常識の遥か彼方だよ。

かなり驚愕しました。もちろん使ってはいけないということはないですよ、使い方によっては。

採点者の立場としてのご意見、とても参考になりました(^-^;。
4.のインターネットの検索なのですが、私、どうしていいもんやらといつも悩むんです。
ちゃんとした論文なら良いんでしょうが、たんなる意見だったりしたら困るし。
リストにもなんて書くんだろう?URLとサイト名?
よって私は、ほとんどネットを使っては書きません。
でもこのあいだ会った通教の人が
「ネットでちゃちゃっ(ホントにこう言ったの!)」するって言って、ビックリしました。

konama:

レポートにインターネットを利用する問題はなかなか難しくてね。というのは、そこにあるものを否定するのも意味がないでしょう?

インターネットを資料として使う問題点は
1誰が書いたのか本当のところわからない
2その情報が正しいとは限らない(実はこれは本でもそうなんだけど)
3サイトは更新されていく(よって他人が参照するのが難しい)
の3点が特に問題だと思う。

一番よい方法としては、ネットの情報はヒントとして、そのサイトが参照している原典(オリジナル)を探し出して、それを資料をして使う、というものでしょう。よってこの場合ネットを使ったかどうかレポートには登場しない。

どうしてもそのサイト以外に情報がない場合は、とりあえずサイトのアドレスと可能ならば著者、見た日付は最低必要だと思います。ただ、日付があっても実は他人が参照できないので、意味ないんですけど。あとは自分の常識、そのほかで仕入れた知識を元にその情報を評価検討する。これは本のときも一緒ですが、レポートに書く以上はそのソースに関して自分なりの評価と検討を書く必要があります。そうじゃないと他人の意見の単なるレビューになっちゃいますからね。

これはインターネットでも本でもそうですけど、基本的に本当とは限らないと思って読むことが大事です。これが大学にいて学ぶべきことのひとつですね。

インターネットの意見をまとめて、このころのインターネットをやるような人々の意見として考える、つまりそのものをオリジナルのデータとして考える場合はもちろん問題ありません。その限りにおいては2ちゃんなんかとても面白いデータでしょう。

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2004年02月04日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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