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ファインディング・ニモ

ファインディング・ニモDir: Andrew Stanton

ファインディング・ニモ、ようやく映画館で見てきました。運良く字幕版がみられてよかったよかった。

ストーリー:クマノミの一人息子ニモはそのアンバランスなひれのせいもあって少々過保護に育てられた。そんな父親に反発したニモは自分が大人であることをしめすためにボートに近づき、人間に捕まってしまう。

世界でも日本でも大人気のストーリー。私の大好きなロビーが歌を歌っていることもあって、この映画はかなり楽しみにしてました。しかし、大きな落とし穴が…。「あんまりニモがかわいくない…」。世間ではクマノミブームで、乱獲がニュースになるくらいなのに、どうもかわいいと思えない。ど根性ガエル系の変な顔。私もこんなことで盛り上がれないとは思わなかった。独りで観にいったからかしら。ストーリーはわりとわかりやすい、子離れ親離れ、父の愛、息子の勇気、仲間の友情。で、やぱりニモがかわいくないとのめり込めない。やっぱりそういうことが結構大事なんだと再認識。

絵は大変すばらしかった。海の様子が特に美しかった。一番よかったのは、ニモを探すために、潮に乗るシーン。ものすごい勢いでながれる潮と躍動感のある亀がすごく印象的でした。このシーンが一番気に入りました。

最後のクレジットで、ロビーウィリアムスのビヨンド・ザ・シーがかかり、なかなか雰囲気がよくてうっとりしました。いい曲なので是非。おすすめです。

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2004年01月09日 18:03に投稿されたエントリーのページです。

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