Dir: Marc Rawrence Cast: Sandra Bullock, Hugh Grant
ひっさびさの映画です。キャストから簡単に想像できるラブコメです。ニューヨークの大手の建設会社を経営するジョージ（Hugh、お兄さんの経営するグループ会社の一つを任せられている、ボンボン風)が、やり手だが正義感の固まりの弁護士ルーシー(Sandra）が地元地区の公民館の存続を訴えにきたところを、顧問になってくれたら存続を保証する事をもちかけて雇うことにしたが…という話。これだけじゃ全然わからないですね。
あんまりおもしろくなかった。というのはどの場面もどこかで見たような、お話。特にサンドラの役柄は、割と最近彼女が主演したデンジャラス・ビューティ(Mr Congeniality)とほとんど一緒。やっぱりいびきとか下ネタは同じ人が同じようにやると、つい前の映画を思い出してしまうものです。シンプルかつスタンダードなラブストーリーということで安心して見ていられるけれど、ちょっとロマンティックな感じはしなかったです。まあ男性が優柔だが人はよく金持ち、女性は頭は堅いが優秀みたいな設定は、むしろ１０年くらい前の流行のような気がしますけど。というわけで、今回の映画は映画そのものとしては可もなく、ちょっと不可ありという感じでしょうか。デンジャラス・ビューティも続編が制作されているようですが、こんな感じになっちゃうとかなりつらいですね。 しかし今回の映画でもっとも思ったのは、ジョージって感じじゃないだろヒュー・グラント！４０すぎてもこういう映画に出られるのはすごいけどね。やっぱり彼の英語は聞きやすい、ってことはアメリカ英語じゃないし。