Dir: Sally Field Cast: Minnie Driver, Hallie Kate Eisenberg, Joey Lauren Adams
映画館でトレーラーをみて見たいなと思っていたのですが、見逃していましたこの映画。筋としてはミニー・ドライバーが子供がいるのを隠して(子供も友人に育ててもらっている)、子供のころからの夢であるミス・コンにチャレンジする話。とかくと、なんか違うのですが、あんまり書くとあらすじを読み上げるようになってしますので、あとは本編でお楽しみください。
そもそもイギリス人のミニー・ドライバーがミス・アメリカっていうのがお笑いなのですが、まあブリジェット・ジョーンズもアメリカ人がやったことだしそこはめをつぶるとしましょう。この主人公モナはミスコンおたくなわけですが、他の人は知らないが私はミスコン自身に何の興味もなかったので、「ミスコンにさえなれば」というモナの発想が哀しいのはわかる半面、身近でないミスコンへの思い入れというのが理解しがたく、前半今ひとつ集中して見れなかった。もちろん地球を救えとかシリアル・キラーに共感するのかと言われると困るのだけど、コミカルな演技なんだけど、今ひとつモナを好きになれなかったのが問題かな。結末はさわやかだけど、なんかご都合。ドロップ・デッド・ゴージャス的な汚い裏側をそれでチャラにするのか?納得いきませんでした。
娘役のハリー・ケイト・アイゼンバーグは評判どおり、かわいく、頭のよさを見せて、なかなか良かったです。やっぱり、それでも彼女がすんなり母親を受け入れるのが納得いかないし、彼女を育てる親友があんなに無私の天使なのはやはり奇妙だった。変な映画だった。