ソニーミュージックエンタテインメント (2006/11/22)
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※これはサウンドトラックのリンクです。
Dir: マーティン・キャンベル
Cast: ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン
Story: 007シリーズ第21弾。ジェームス・ボンドが00ナンバーをもらったころのお話。 まだ若かったジェームスは国際テロ組織の資金源を絶つため、モンテネグロのカジノで掛け金無限のポーカーに挑む。
Comment: 実はこのエントリーは1/5に書いていたのですが、なんとなく下書きにしまってそれっきりだったので、ちょっとほりだしてみました。少し時間がたってしまったので、ストーリーよりは食べ物飲み物の話に…。
先日さんざんドキュメンタリー映画が観たいといっておきながら、その対極にあるものを観てきてしまった。ダニエル・クレイグの新ボンド観て参りました。簡単に感想をまとめると通常のスパイものとしては十分楽しめたけど、ボンドものとしてはちょっとものたりないかも。
ダニエル・クレイグは本家(?)イギリス人ということで期待している人と、背が低いとかいろいろでボイコット運動があったりして、前評判としてはかなり二分していた訳ですが、実際画面で見た感じとしては、役者さん自身は好きだけど、イメージぴったりとはいかないかな。いわゆる00ナンバーをもらう前のボンドという設定だから、未熟さや若さ、洗練されてない様子というのはある程度わかるんだけど、それにしてもいずれあのボンドになるっていうにしてはちょっとアクがなさすぎるかな。
話題になっていた、彼がマニュアルが運転できないので、初めて”オートマ”のボンドカー登場というのは確かにその通りで、片手で携帯を操りながらというシーンが多いので、不自然な感じはしないけど、ちょっと寂しいかな。いつものとおりちゃんとアストンマーティンでてきましたよ>ぢょーぢさん
食べ物のシーンは列車の中で食べるラムのステーキ。でも残してるんだよなあ。何となくソースたっぷりのシチューみたいな感じのひと皿だったので、あんまり美味しそうな感じはしなかった。
カジノロワイヤル…ということで、”ヴェスパ・マティーニ”でてきましたよ。
大きめのシャンパングラスに金色のカクテル。ヴェスパとは宵の明星だからこんな色なんだろうなあ。映画ではボンドがいつものドライマティーニを頼もうとして、思い直して思いついたレシピを作ってもらうということになっていて、名前はヒロインの名前をもらっています。
ゴードンドライジン 3
ウォッカ 1
キナ・リレ・ヴェルモット 1/2
よく冷えるまでシェイクして、最後に薄く切った大きめのレモンピールをいれる。
白ワインのキナリレが入っているところがポイント。
オリジナルのカジノロワイヤルがかかれた頃はキナ・リレという銘柄だったらしいのですが、今はブランとルージュの2種類があるようです。このオリジナルはキニーネの含有量が高いため日本には輸入不可だったらしい。
リレ社のサイト→http://www.lillet.com/lillet.jsp?d=h&&lang=fr
リレ社のサイトのカクテルのところにはちゃんと
”Casino Royale Cactail Shaken Not Staired”という名前でレシピが載っています。このレシピによれば氷は5つ入れるらしい。ただし、先にも述べたようにオリジナルはもうちょっとキニーネの強いお酒だから、おそらくもうちょっと苦みのあるドライな味なんじゃないかなと思います。
いわゆるボンドさんの「ドライマティーニ、ステアではなくシェイクで」という名ぜりふは、これではなくて、
ドクターノオの中にでてくるウオッカマティーニの事のようです(映画の中ではスミノフウオッカを使ったウォッカマティーニなので、これをボンド・マティーニと称するらしい)。
コメント (2)
賛否両論のボンドでしたが、好みもあるんだけど、私はバタくさい彼は結構いいなぁって思いました。アストンマーチンの中から人工蘇生器(?)が出てきたときは驚きましたが・・・・・ほんとに装備してるのでせうか・・・・
何も考えずに見れて、娯楽映画で楽しかったです。
投稿者: ぢょーぢ | 2007年02月28日 20:02
日時: 2007年02月28日 20:02
>ぢょーぢさん
そうそう、あの人工蘇生器は驚きましたね。おまけにコードが…って。
ピアースブロスナンが嫌だったファンにはかなり好評だったみたいです。
あと、オープニングロールのトランプの図柄がクラシックで、私は好きだったなあこの映画。
投稿者: konama | 2007年03月04日 22:04
日時: 2007年03月04日 22:04